書籍
特に期待せずに読んだのだが非常によかった。 作者についてはまったく意識していなかったのでいい漫画家を見つけたという感じだ。映画だと映画監督・牧野省三が語った映画の3大魅力である要素 1 スジ、2 ヌケ、3 ドウサ というのがあるが、 それを漫画に置き…
式の前日 (フラワーコミックス)作者: 穂積出版社/メーカー: 小学館発売日: 2012/09/10メディア: コミック購入: 20人 クリック: 265回この商品を含むブログ (103件) を見る以前読んだ「さよならソルシエ」という作品が世評と違い、あまりに良くなかったので、…
一応、読んだ記録として残しておくことにする。書くべきことは何もないのだが、 ここまで面白くなくなった漫画は珍しいので記録しておく。7〜10巻を読んだときに、急速に面白くなくなったことを書いたが、 そのままのペースで物語は終る。応援団OBの投入な…
トーマの心臓 (小学館文庫)トーマの心臓 (小学館文庫)作者: 萩尾望都出版社/メーカー: 小学館発売日: 1995/08メディア: 文庫購入: 21人 クリック: 237回この商品を含むブログ (218件) を見る「ポーの一族」と同様、こちらも自分なりに再読して思ったこともあ…
ポーの一族 文庫版 コミック 全3巻完結セット (小学館文庫)作者: 萩尾望都出版社/メーカー: 小学館発売日: 2011/03/01メディア: 文庫購入: 6人 クリック: 62回この商品を含むブログ (13件) を見る数ヶ月前に竹宮恵子の「マンガの脚本概論」を読んだ。マンガ…
ゴジラのトランク ~夫・本多猪四郎の愛情、黒澤明の友情作者: 本多きみ出版社/メーカー: 宝島社発売日: 2012/12/17メディア: 単行本この商品を含むブログ (5件) を見る本多猪四郎は「ゴジラ」をはじめとした東宝怪獣映画・特撮映画の監督として知られている…
ガセネタの荒野作者: 大里俊晴出版社/メーカー: 月曜社発売日: 2011/07/20メディア: 単行本 クリック: 15回この商品を含むブログ (2件) を見るこの本は洋泉社から'92年に出た小説を2011年に復刊したもの。 2009年に著者の大里俊晴が死去したことを受けてのこ…
キース・ジャレットを聴け!作者: 中山康樹出版社/メーカー: 河出書房新社発売日: 2014/04/21メディア: 単行本この商品を含むブログ (3件) を見る昨年に出版されたキース・ジャレット論「キース・ジャレットの頭のなか」がそんなに悪い本ではなかったので、4…
マイケル・チミノ読本作者: 遠山純生出版社/メーカー: boid発売日: 2013/10メディア: 単行本この商品を含むブログを見るマイケル・チミノは寡作な映像作家だ。 監督作は40年間でわずか7本。 '96年の「心の指紋」以来18年、長編としては監督はおろか、脚本、…
キース・ジャレットの頭のなか作者: 中山康樹出版社/メーカー: シンコーミュージック発売日: 2013/12/16メディア: 単行本この商品を含むブログ (3件) を見るジャズを中心とした音楽評論家・中山康樹氏が、キース・ジャレットの音楽的足跡を解説した書籍。 キ…
ケッタイな漫画である。 そして大変な労作である。 週刊ビックコミックスピリッツに6年半連載していたそうだ(初めはヤングサンデーだったとのこと)。 妄想のおもむくまま、6年半これだけ鬱な漫画を書き続けることができるということは相当な精神的タフさがな…
俺はまだ本気出してないだけ 豪華版 [DVD]出版社/メーカー: Happinet(SB)(D)発売日: 2013/12/03メディア: DVDこの商品を含むブログ (3件) を見る映画のほうをたまたま見る機会があった。 想像していた以上に“よかった”。 ギャグの誇張した描写もあまりすべる…
さよならソルシエ 1 (フラワーコミックスアルファ)作者: 穂積出版社/メーカー: 小学館発売日: 2013/05/10メディア: コミックこの商品を含むブログ (51件) を見るさよならソルシエ 2 (フラワーコミックスアルファ)作者: 穂積出版社/メーカー: 小学館発売日: 2…
おそらく1年半振りくらいに読んだ「ONE PIECE」。 パンクハザード編が70巻で終わり、ドレスローザ編の途中まで。70巻以上になりながらも、相変わらず面白い。 この漫画、ダレた時はなかったような気がする。“世界”があり“キャラクター”があり、そこで“スト…
第5巻のラスト部分に衝撃を受けて大いに期待してたが、 6、7巻があまりピンと来なかったので、期間を置いてまとめて読み直した。今回はピンときた。いじめの問題に関しても、簡単な結論のつけ方をしていない点にも好感を持った。この作家の作品はずっと読み…
ウィンターカップ戦の続き。 23巻の半ばで決勝戦に進むチームが決まる。 それ以降は“帝光編”としてキセキの世代の中学校でのストーリー。漫画自体は面白いが、相変わらず主役であるべき火神の存在感、魅力が薄い。不思議なものである。過去エピソードの“帝光…
アゲイン!!(7) (KCデラックス 週刊少年マガジン)作者: 久保ミツロウ出版社/メーカー: 講談社発売日: 2013/01/17メディア: コミック購入: 4人 クリック: 8回この商品を含むブログ (11件) を見るアゲイン!!(8) (KCデラックス 週刊少年マガジン)作者: 久保ミツ…
20巻 宇宙兄弟(20) (モーニング KC)作者: 小山宙哉出版社/メーカー: 講談社発売日: 2013/02/22メディア: コミック購入: 3人 クリック: 27回この商品を含むブログ (37件) を見る六太らがバックアップクルーとなったビンセントのチームが月着陸に成功するのが…
女子漂流 ーうさぎとしをんのないしょのはなしー作者: 中村うさぎ,三浦しをん出版社/メーカー: 毎日新聞社発売日: 2013/11/05メディア: 単行本この商品を含むブログ (12件) を見る昨年の秋に中村うさぎは意識不明となる心肺停止状態に陥っている。 その当時…
昨夜のカレー、明日のパン作者: 木皿泉出版社/メーカー: 河出書房新社発売日: 2013/04/19メディア: 単行本この商品を含むブログ (56件) を見る脚本家・木皿泉による初の小説単行本。帯にはこんな言葉 - なにげない日々の中にちりばめられた、 コトバの力がじ…
どんなストーリーでも書けてしまう本 (シナリオ教室シリーズ)作者: 仲村みなみ出版社/メーカー: 言視舎発売日: 2012/05/29メディア: 単行本(ソフトカバー)購入: 2人 クリック: 7回この商品を含むブログ (1件) を見るシナリオセンターの講師によるストーリ…
三國連太郎の「あなたがいたから」―運命の人 木下恵介 (NHK「こころの遺伝子」ベストセレクション)作者: NHK「こころの遺伝子」制作班出版社/メーカー: 主婦と生活社発売日: 2011/02メディア: 単行本 クリック: 1回この商品を含むブログを見る著名人へのイン…
砂漠の宝石 (ヒックとドラゴン (10))作者: クレシッダコーウェル,Cressida Cowell,相良倫子,陶浪亜希出版社/メーカー: 小峰書店発売日: 2013/07/10メディア: 単行本この商品を含むブログを見る9巻を読んだときに、10巻で終わるのではと作者は匂わせていたが…
キャラクタードラマの誕生: テレビドラマを更新する6人の脚本家作者: 成馬零一出版社/メーカー: 河出書房新社発売日: 2013/12/25メディア: 単行本この商品を含むブログ (12件) を見る表紙とタイトルから特に期待をせずに読んだが、なかなか充実した内容で楽…
きいろいゾウ作者: 西加奈子出版社/メーカー: 小学館発売日: 2006/02/28メディア: 単行本 クリック: 40回この商品を含むブログ (70件) を見る図書館の返却棚にあるのを見かけ、どんなものかと借りて読んでみた。小学館から出ている“ナイーブな感性”を売りに…
死神の浮力作者: 伊坂幸太郎出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2013/07/30メディア: ハードカバーこの商品を含むブログ (49件) を見る伊坂幸太郎の小説は、ある程度の間隔を置いて読み続けている。 文章が読みやすい。読むのが楽。というのもあるのだろうが…
物語工学論 キャラクターのつくり方 (角川ソフィア文庫)作者: 新城カズマ,kyo出版社/メーカー: 角川学芸出版発売日: 2012/05/25メディア: 文庫購入: 8人 クリック: 108回この商品を含むブログ (14件) を見るこの本は以前読んだことがあったのだが、今回文庫…
物語の法則 強い物語とキャラを作れるハリウッド式創作術作者: クリストファー・ボグラー,デイビッド・マッケナ,府川由美恵出版社/メーカー: アスキー・メディアワークス発売日: 2013/09/26メディア: 単行本(ソフトカバー)この商品を含むブログ (6件) を見…
日本映画空振り大三振 ~くたばれ!ROOKIES (映画秘宝COLLECTION 41)作者: 柳下毅一郎,江戸木純,クマちゃん出版社/メーカー: 洋泉社発売日: 2010/06/02メディア: 単行本(ソフトカバー)購入: 10人 クリック: 72回この商品を含むブログ (20件) を見るたまたま…
十ニの真珠 (ふしぎな絵本)作者: やなせたかし出版社/メーカー: 復刊ドットコム発売日: 2012/09/22メディア: 単行本(ソフトカバー)この商品を含むブログを見るこの本はすでに読んでいたのだが、記録メモを残すことができずにいた。 書くと長くなりそうだっ…