ムーンライダーズ
iPodでムーンライダーズの曲が何曲あるか見たら278曲あった。
実はライブは数回しか見ていない。
曲数が意外に多いので驚いた。
紆余曲折ありながも、30年以上続いているのだからリリース量も多く、
大ファンでもない私でもそのくらい聴いてきたということなのだろう。
ただレコード会社がファンハウスに移ってからの作品が私としてはあまりピンとこなかった。
そのあたりからアルバムは聴いていなかった。
1年ほど前から、また少しずつ聞き始めている。
近年の作品はすごくいい。
鈴木慶一の歌声は以前よりさらに味わいが出てきている。
各メンバーの曲もいい。
ムーンライダーズ「Tokyo7」
これはキャリアの長い彼らの作品の中でも久々の会心の作品では。
メンバーそれぞれのキャラが立った相変わらずのヘンテコぶりだが
何より音楽に勢いがある。
ラストに向かう曲の流れは最高だ。
最後の曲「6つの来し方行く末」ではメンバー全員が、代わる代わる生まれた月の歌詞を歌っている!
ファンハウス時代のアルバムで見限った人は是非聴くべき。
この奇妙な美しいリリシズムってムーンライダーズならでは。
唯一無二のバンドだ。
ムーンライダーズ「P.W Babies Paperback」
各メンバーの曲がバランスよく配置されて、いい感じにヘンテコな世界が広がっていく。
鈴木博文の曲もいい。
そして白井良明も歌っている。