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山田順「出版大崩壊 電子書籍の罠」の追記

昨日の「電子出版」を含む米国の出版事情がここにあった。脚本家・香取俊介氏のツイッターで知ったものだ。
米国と日本、どうしてこうも違うのか、事情通の山田氏が解説してくれるとうれしいのだが。
ちなみに、紙の出版も伸びているのだ。

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米国出版者協会(AAP)は、出版業界の米調査団体Book Industry Study Groupと共同で実施した米国出版業界に関する調査結果を米国時間2011年8月9日に発表した。それによると、2010年の電子書籍の売上高は8億7800万ドルで、消費者向けカテゴリー全体における電子書籍の割合は2008年の0.6%から6.4%に拡大した。電子書籍の販売部数は1億1400万部で、2008年と比べ1039.6%増加した。

 2010年における米国出版業界の総売上高は279億4000万ドルで、2009年と比べ3.1%増加し、2008年からは5.6%成長した。販売部数は25億7000万部で2009年と比べ2.4%、2008年と比べ4.1%増加した。

 販売チャネル別でみるとオンライン販売の成長が著しい。2010年のオンラインチャネルの売上高は28億2000万ドルで2008年から55.2%増加した。

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http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20110810/364642/