見て読んで聴いて書く

映像、書物、音楽などについての感想

久保ミツロウ「モテキ4.5」+「アゲイン」

モテキ」の番外編。
登場キャラクター、中柴いつかを主人公とした漫画「モテキ ガールズサイド」に作者対談などで構成した“モテキ本”。
ドラマが評判となり、映画化ということで出版されたのだろうか。

全4巻の漫画なにの、このような別冊が出たということは読者の支持が高かったということなのだろう。
ライターによる久保へのロング・インタビュー、江口寿史との長い対談を収録。
作者はこの作品について色々と語っている。

読んでいたのだが、ちょっと途中で飽きてきた。
自分がそこまでのモテキファンではないことを痛感した。

後日、同じ著者の「アゲイン」第1巻を読んだ。
少年漫画で育った私としてはこっちのほうが気に入った。
何も考えずにスナック菓子を食べるように読める少年漫画だ。
つぼを押さえた構成も読んでいて楽しい。
これは続けて読むことにしたい。

モテキ」は変に中途半端に屈折しているのが駄目だった。
モテキ」を読む前に、この作者の作品を色々読んでいたら印象が違ったのかもしれない。

モテキ(4.5) (イブニングKC)

モテキ(4.5) (イブニングKC)

アゲイン!!(1) (KCデラックス 週刊少年マガジン)

アゲイン!!(1) (KCデラックス 週刊少年マガジン)