見て読んで聴いて書く

映像、書物、音楽などについての感想

スティーヴン・スピルバーグ監督の映画「タンタンの冒険/ユニコーン号の秘密」

フランスの有名な漫画(バンド・デシネ?)「タンタン」シリーズを映画化したもの。

モーション・キャプチャーにより、俳優が演技したものをアニメのように映像処理した映画。
予告編を見て、期待してみた。3D字幕版を見た。

タイトルロールのアニメが楽しい。同じ監督の「キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン」にあったような感じの映像だ。

で、本編なのだが、個人的にはよくわからなかった。

自分にはどこか面白かったのかわからなかった。
途中で何度も強烈な眠気に襲われた。特に寝不足ではなかったのだが。
何故なのかは自分でもわからない。
インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国」は非常に楽しめたのだが……

あまり3Dならではのものも感じなかった。
ていうか、これって初めからアニメでいいのような気もするのだが、そういってしまっては身も蓋もないのか……

「誰がどうしてどうなるどんな話」というログライン的なものが曖昧だったせいなのかもしれない。
原作好きの人になると違うのだろうか。

主人公の動機とか貫通行動がよくわからなかったからなのだろうか?
スリリングでないからなのか?

予告編の部分を見ればもう充分といっては失礼になるのだろうか。

エンディングに含みをもたせていても、これでは続編はないと思うのだが……
よくわからない映画だった。