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見て読んで聴いて書く

映像、書物、音楽などについての感想

文春0628

文春

P22◆2万ドル出資した「プノンペン国際ハーフマラソン」を欠場! 猫ひろし「もうやる気でないニャ」
→猫のスポンサー「カンボジア・ドリーム」は、これから4年間開催ごとにこの大会で2万ドルを寄付することになっているとのこと。

P24◆「HKT」移籍発表直後 泣き腫らした素顔の指原莉乃
→写真の顔は泣き腫らした顔ではない。そうあってほしいという意図の見える見出しですね。因果な商売だと思う。

P26◆巨人原監督が元暴力団員に一億円払っていた!−暴排キャンペーンのポスターにもなった“若大将”に何が… 球界激震! 女性スキャンダルで恐喝
→記事を読む限り不倫という点でまずいとはいえ、これは大変な災難だ。行方不明になった女性が残した日記がたまたま暴力団に渡ったというのもとんでもなく悪い巡りあわせ。倫理的に反する面があるとはいえ、不運だと思う。1億円というとんでもない金額をすぐに用意できる立場にいたことが大スキャンダルになったしまった気もする。用意できなければほかの人に相談して大事にはならなかったのでは。

P32◆総力特集 小沢妻「離縁状」の衝撃
週刊文春0621にあった小沢夫人の決別の手紙スクープのフォロー記事。若干自画自賛。立花隆が手紙の内容についてのコメントして3ページ。ほか、小池百合子柴門ふみ小山内美江子、萩原博子、香山リカ、久田恵が手紙の内容についてコメント。かつて小沢の下にいた小池は、それなりに恩はあると思うのだがなかなか辛らつなことを語っている。ほか、柴門ふみの、文章の乱れから推測する「結局、彼女が一番言いたかったのは、震災後の小沢氏の対応ではなく、愛人と隠し子の問題なのでしょう」という指摘が、読みものとして面白いものになっていた。香山リカの硬直化した反応コメントと比較すると、それぞれの人となり(人としての変化)がうかがえて興味深い。

P41◆飯島勲の激辛インテリジェンス 官邸に欠かせない裏方を大事にしない岡田副総理
→この連載、政治の舞台裏分析という感じのものらしい。元々あまり興味はないのだが、歯切れのいい調子で解説しているので面白く読める(ただ、舞台裏のことなので実際にその指摘が正しいかは私には判別できない)。今回は副総理という法律的権限のない存在よりも、総務官という職の重要性について語っている。

P42◆与謝野馨初告白「私、4つのガンをやってました」
→文春から「全身がん政治家」を出したことでの記事。しかし、すごいタイトルだ。

全身がん政治家

全身がん政治家

09年の総選挙のときはどうみても大病を患っているように見えたが、そのときは築地の国立がんセンターに入院していたのだという。そこまでして出馬するというのも何なのだろうと思うが(選挙区で落選して比例代表で復活当選)、「今思えば、私が長い間がんと付き合ってこられたのは、国会議員の仕事があるために、常に病気のことばかり考えられてはいられない状況だったのがよかったのかもしれません」と超ポジティブ発言の73歳。
ちなみにこのタイトル、原一男監督の井上光晴を追った映画「全身小説家」から取っていると思えるが、多分与謝野氏はこの映画のことは知らない(知らなかった)と思う。

P52◆池上彰のそこからですか!? 使用済み核燃料をどうするか
→使用済み核燃料を地中に埋めることを決めたフィンランドを取材。地中400メートルに10万年保管することになるそうだ。10万年後の人類に対して、「掘ると危険」の警告の掲示を出すことにしているが、その頃の人類がどんな言語を使っているか予測不能のため、その記号を検討しているとのこと。池上先生はこのことについて映画もあると語っているが、なぜか映画タイトルについては語っていない。映画「100,000年後の安全」のことと思われる。未見だが、もしかすると映画のスタンスが反原発のため先生はタイトルに触れなかったのかもしれない。映画の内容を話すと長くなるということで。

P55◆芸能 元祖トレンディー女優・浅野ゆう子「姉御肌の献身愛」
→交際する田宮次郎の次男が、くも膜下出血で倒れ、入院療養中。仕事もしながらかいがいしく介護しているとの記事。


P57◆社会 高橋克也逮捕で注目される“ハイテク防犯カメラ”

→イギリスが防犯カメラ配置世界一と思っていたが、この記事を読むと「(現在の日本では)駅だけでも5万台以上、全国には約400万台の防犯カメラが設置されていると言われています。ほぼ同数の防犯カメラが設置させているイギリスでは」と、日本がイギリス並になっていた。

P64◆本音を申せば 小林信彦 異常な首相に苦しむわれら
→梅雨で寒いため本をよく読むとのこと。よかったのは綿矢りさの「ひらいて」(新潮5月号 250枚)。ほか、朝ドラ「梅ちゃん先生」について。舞台が鎌田なのに山が背景に映っているのに気付き、違和感を覚えたとのこと。筆者による工藤官九郎の朝ドラ「あまちゃん」の評価が今から楽しみである。本題の野田首相については、消費税、原発再稼動に関する行動を全否定。最後に山田宏一「映画的な、あまりに映画的な マキノ雅弘の世界」について。

P73◆近田春夫の考えるヒット コトバが秀逸な湘南乃風 こいつら只者じゃない!!
炎天夏/湘南乃風

→久しぶりに文章に力の入った原稿、という気がした。ここでは言葉遣いについてこのグループを語っている。タイトルの“炎天夏”という造語、歌詞の♪真っ白な肌にサンオイル塗りたくり♪という部分を高評価。昔から夏を歌うポップスでは真っ黒とか小麦色という言葉を使う中、いまどきの日焼けなどさせない事情をふまえて「その現実的光景を鮮やかな色彩感覚でもって眼前に展開してみせるセンス。しかもそこにはサンオイルを塗りたくるという違和感が残っている。本当にこの一行で『炎天夏』は鮮やかに風俗を批評してしまったといって過言ではないのではないか」と絶賛している。私も筆者とは違ったスタンスだが、このグループは興味深いと思っている。
TIME SPACE EP水樹奈々
→よくわからない。

P75◆そのノブは心の扉 劇団ひとり ビリヤード
→フジ系で放送された「TEPPEN」という番組でビリヤードに挑戦したことについて。練習の日々と本番の緊張、結末について語る。この人が日記をまめにつけていることがよくわかった。

P122◆町山智弘の言霊USA Live forever!(永遠に生きよ!)
作家レイ・ブラッドベリにかけられた魔法の言葉

→91歳で死去したブラッドベリへの追悼文。素晴らしい文章で感動してしまった。
ブラッドベリ萩尾望都作品に影響を与えたことを語り、石ノ森章太郎の「サイボーグ009」第1バージョンの感動的なラストは、ブラッドベリの短編「万華鏡」がヒントになったことを語る(筆者が語るようにこのラストは、思い出すだけで泣きそうになる名シーンだと思います)。そして筆者がアメリカで聞いたブラッドベリ本人の講演のことを語る。
ブラッドベリは12歳の頃、カーニバルでエレクトリコという魔術師のショーを見たそうだ。エレクトリコは自らを電気椅子にかけて帯電しバリバリと稲妻を放電する剣を最前列に座ったブラッドベリの肩に当て高らかに叫んだ。『Live forever!(永遠に生きよ!)』」
すっかり魅了されたブラッドベリは楽屋を訪れ、さまざまな異形の者と交流したそうだ。感極まり、自分も魔術師になりたいと言うブラッドベリに、エレクトリコはフランス語なまりで言った。「君にまた会えてうれしいよ」と。20年以上前、私と君はフランスで親友で、2人とも第一次世界大戦に行ったが君は戦死した。でも君はまた帰ってきてくれた。今は違う顔をしているが、私にはわかるよ、と。それを聞きブラッドベリ少年の目からは涙があふれた。そして、家に帰ったブラッドベリはそんな不思議な物語を書き始めた。「その日からずっと」。
そして筆者はこう締めている。「ブラッドベリは物語を通じて永遠に生き続ける。エレクトリコがかけた魔法のとおり」

↓この本でもそのことは語られているようです。未読。

ブラッドベリ、自作を語る

ブラッドベリ、自作を語る

P124◆Cinema Chart
アメイジングスパイダーマン

→25点満点で20点と評価は高い。あまり興味はなかったのだが、コメントを読み見てみようかという気になった。おすぎのみ5点満点。「まず、アンドリューが素晴らしい」とのこと。

きっと ここが帰る場所
ショーン・ペンが伝説のロックスターを演じ、ユダヤ人だった父が復讐を誓っていた元ナチスSS隊員を探すという話のようだ。25点満点で19点。評者のコメントがそれぞれ興味深い。特に柴山幹郎(5点満点評価)の「この監督は予測不能の活火山だ」という言葉が期待をもたせる。これは個人的には必見の映画と思った。

今日はここまで。
以降は後日更新

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P125◆春日太一の木曜邦画劇場
「影の車」

原作・松本清張、脚本・橋本忍、監督・野村芳太郎橋本忍脚本作はできるだけチェックしているのだが、これは未見。見たくなってしまった。


P152◆AKB指原莉乃「博多へ左遷」で秋元康の起死回生なるか!?
→意味不明の見出し。かつてつきあっていたというAさんがまたもコメント。このAという人はどういう神経をしているのだろう。

P155◆「命取りに行く」ブラザー・コーン“脅迫テープ”独占入手
→興味はないが、記録メモとして。

P157◆「カネ・コネ優先の橋下徹はエセ改革者」元維新塾生が暴露
→政治というものはカネ、コネがなければ動かないと思いますが。しかし去年だったら、こういうネタでボロクソに書いていたのに随分、記事の論調が変わったものだと思う。

P159◆長谷川理恵著書で神田正輝がコケにされ石原軍団激怒
→一応、記録メモとして。

P160◆日テレ馬場典子アナが本誌発売の直後に画面から消えた!
→先週記事のフォロー記事。文春は自分の記事がどう影響を与えたかを記事にすることが多い。

P161◆フィリピン移住で大顰蹙 山本太郎サーファー妻は超セレブ
→記録メモとして。

P163◆松嶋菜々子 フジを蹴って日テレラブコールに「承知しました」
→これは脚本家の遊川和彦とプロデューサーとのつながりでではないでしょうか。

P165◆松田聖子「深夜に呼び出し歯の治療」で慶應准教授を“略奪婚
→同じ号の林真理子のエッセイに、相手の男性についてスポーツ紙とかでは何も書かれていないのが不思議だとあったが、文春ではちゃんと書いていた。双子の中学生の子どももいて、丹下健三が設計した(!)豪邸に住んでいた人とある。どんな家だ? 松田聖子のファンだったようだ。