見て読んで聴いて書く

映像、書物、音楽などについての感想

ジュリー・テイモア監督の映画「アクロス・ザ・ユニバース」

ビートルズの歌(カバー)と、時々踊りでつづられる青春もの。
ミュージカルということになるのだろう。
60年代後半にイギリス・リバプールからアメリカの西海岸に渡った労働者階級の青年の冒険と愛。キング牧師暗殺の描写があるので68年頃と思われる。
ビートルズ初期の作品は少なく、『ホワイト・アルパム』収録の曲が多かったので好印象。
予告編を見るとものすごく面白そうだったが、本編を見るとその勢いでずっと続くわけではなかった。
出演者の役名はビートルズの曲に出てくる名前から取られている。
ジュード
ルーシー
マックス
セディ
ジョジョ
プルーデンス
などなど

音楽好きの人ならすべてわかるはず。
個人的には、主要出演者の顔が気に入った。
全編ビートルズの曲が流れるが、ビートルズに言及するシーンはない。