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見て読んで聴いて書く

映像、書物、音楽などについての感想

伊坂幸太郎の連作小説集「死神の精度」

小説

死神の精度 (文春文庫)

死神の精度 (文春文庫)

「魔王」以外は長編しか読んだことがなかった伊坂幸太郎
特に期待もせずに読んだのだが、思いのほか良かった。
内容としては、死神を主人公に、彼が見届けることになる6人との関わりを描いた連作中編集ということになるのだろうか。
発想としては目新しいものではないが、そこに付加したアイデアがほどほどに新鮮なものになっている。
そして、ともかくこの人の文章は読みやすい。
以前も書いたが、私的にはスナック菓子を食べるような感覚で読むことができる文章だ。
頭を使わずに読むことができる文章である。
それなりの刺激、伏線とそれなりに意外な終着点という、ほどほどの読後の満足感もある。
頭を使わずに楽に読める、ほどほど刺激的な小説という意味では、いい小説といえるのかもしれない。
中短編集も時間があれば読んで見ることにしたい。

今回はブラッド・メルドーのアルバムを聴きながら読んだ。
自分としては音楽と小説がはまって、小説の仕上がり以上に楽しめたような気がする。
そのことが書きたかったのでこのメモに残した。
以上。

Highway Rider

Highway Rider

Elegiac Cycle

Elegiac Cycle

Largo

Largo

ほかに強く心に残った小説、映画がいくつもあるのだが、書くのがおっくうで
結局、こういう小説についての感想を数分で書くことになってしまう。