ディズニーのアニメ映画「アナと雪の女王」
私はこの映画を非常に楽しんで見ることができた。
ピクサー系と違う、オーソドックスなディズニーアニメの現在形。
そんな気がした(製作は「トイ・ストーリー」のジョン・ラセターだが)。
ディズニーアニメに関して語ることができるほどの知識はないが、そんなことを思った。
万人向けの娯楽作として、
◆キャラクター設定、
◆ストーリー展開、
◆視覚的見せ場、
この3点がきっちりと作られている良作だった。
あらすじについては省く。色々なサイトにすでにあるので。
挿入歌「レット・イット・ゴー」はスタンダードナンバーとなるだろうし、舞台でミュージカルとしてヒットするとこも間違いないだろう。
日本でも数年後に上演されてロングランとなることも予想される。
ディズニーランドでの出し物にもなるだろう。
ディズニーとしては長期的なビジネス展開をすることができる王道的作品が久々に登場したといえるのではないだろうか。
先日見た「冬の小鳥」とは対象的な作品だ。
ハリウッド的ドラマ作りの法則に基づいて、要所要所にイベントを盛り込み、ストーリーを展開する。その構成バランスがいいので約100分の上映時間、見ていてだれる時が全くない。
個人的には、ディズニーアニメお馴染みのおどけ者キャラクターとして登場する雪だるまのオラフがなかなかよかった。ディズニー作品に登場するこのたぐいのキャラクターは私はあまり好まないので、珍しいことだった。
おそらくシネフィル的な人たちにはあまり評判は良くなさそうな作品だと思えるが、この映画は長期的なヒットをするような気がする。
1点だけ見ていて違和感を持ったのが、姉妹の表情の動き、ちょっと口元をゆがめて私の印象では“嫌な表情”になるときがあるのだ。
あれにはアメリカ人は違和感を持たないのだろうか。私はちょっと見ていて気になった。
くどくど書く作品でもないし、ディズニーアニメの知識もないのでこの辺で終える。
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