見て読んで聴いて書く

映像、書物、音楽などについての感想

2011-08-01から1ヶ月間の記事一覧

聴いた曲 iPodトップレート

120曲ほどある中からAからの順で。 「In The Backseat」アーケイド・ファイア 「Funeral」 「夜想曲 第1番 変口短調 作品9の1」アルトゥール・ルービンシュタイン「The Best Of Chopin」 「変ニ長調 作品27の2」アルトゥール・ルービンシュタイン「ショ…

山田順「出版大崩壊 電子書籍の罠」

この人の本を読んだのはおそらく初めてだが、明快な語り口の人ですね。 自分がわかるわからないをはっきりさせた上で、断定していくのでわかりやくすサクサクと読める。 現在80頁くらいまで読んだ。以降は付箋をつけながら今日中に電車、家で読み終えたい。…

ロジャー・ウォーターズ続き

ロジャー・ウォーターズ「イン・ザ・フレッシュ」 「死滅遊戯」を聞いたのでライブも久々に聴いてみる。 ほかの人に結構ボーカルを取らせていたと再認識。 ウォーターズ本人も自分の声の癖はわかっているのだろう、うまく女性ボーカルも使いライブの構成を考…

週刊文春0728号

◆グラビア 玉置浩二結婚式の「危険地帯」、P34玉置浩二、青田典子「120分披露宴」旭川潜入ルポ 興味深いのが、取材記者が「とんでもないことばかりする玉置だが、熱唱する歌声を聴くととすべて許してしまう気分になってしまう、天才とナントカは紙一重」とい…

ロジャー・ウォーターズ「死滅遊戯」

すごいタイトルだが、原題は「Amused to Death」。 ソロになってからのウォーターズの代表作だ。 典型的な古いタイプのロックという感じだがやっぱりドラマチックでいいですね。 ゲストのジェフ・ベックが弾きまくって曲を盛り上げてます。あまり指摘される…

セイゲン・オノ・アンサンブル(小野誠彦)「 Montreux 93/94」

iPodでランダムにアルバムを聴いていたときに当たったアルバム。 やっぱ気持ちのいい音楽ですね。 おしゃれ感があって精妙。 もう20年近く前のライブだが、 名エンジニアの人が手掛けているだけあって音の響きがいい。ジャケ写のあの顔を載せたかったが、ア…

週刊文春0714号

会社の人間が読み終えた週刊文春をもらって電車で読むことにしている。 このところ読むのが多くだいぶ遅れてしまった。流行ごとの情報を求めて読んでいるわけではないのでついつい遅れがちだ。 今後はここに気になった記事を備忘的にメモすることにする。 気…

シガー・ロス「アゲイティス・ビリュン」

寝る前に聴いた。

ムーンライダーズ

iPodでムーンライダーズの曲が何曲あるか見たら278曲あった。 実はライブは数回しか見ていない。 曲数が意外に多いので驚いた。 紆余曲折ありながも、30年以上続いているのだからリリース量も多く、 大ファンでもない私でもそのくらい聴いてきたということな…

石塚真一「岳」 1、2巻

私の場合、山の漫画で印象に残ったものというと 村上もとか「岳人(クライマー)列伝」、塀内夏子の「おれたちの頂」に始まる山岳漫画があるが、 これらの漫画にある、登場人物の極限状況での激しい感情のうねりと比べると 淡々と物語が進む内容である。 ただ…

ステレオラブ「BBCライヴ(ザ・レディオ1・セッションズ) 」

ステレオラブのBBCスタジオライブ。 曲からするとアルバムデビュー時から「サウンド-ダスト」あたりまでのライブ音源をまとめたもののようだ。 このバンドは私の理想とする音楽を作り続けたバンドのひとつ。 初期の荒い感触のものもいいがサウンドが洗練…

狩撫麻礼・作/嶺岸信明・画「オールドボーイ ルーズ戦記」4〜8

中盤から物語を推進させるモチベーションが薄れてきた。 作者が意図したのかはわからないが、 劇中で語られる“不毛なゲーム”を読んでいる印象が強くなる。 帰りの電車ですべて読んだら、更新する。 読み終えて→うーん、腰砕けという感じだった。 考えてみた…

PROJECT FUKUSHIMAでのライブ

仕事中、たまたま遠藤賢司のライブをパソコンで見てしまい見入ってしまう。 お隣の茨城出身でもあるだけに思いは深いようで、渾身のライブだった。雨の中の熱唱、ピアノ弾き語りなど 久々にエンケンのライブを見たが、メリハリの利いたライブは 以前よりも深…

狩撫麻礼・作/嶺岸信明・画「オールドボーイ ルーズ戦記」1〜4

10数年前まではよく読んでいた狩撫麻礼原作の漫画。 特に谷口ジロー・画の作品は何度も読んだ。 諸事情もあり漫画を読むことが少なくなり 今回は「タコポン」以来の狩撫麻礼原作漫画のような気がする。 理由は知らないが、土屋ガロン名義となっている。 この…

ザ・ブラック・クロウズ『アモリカ』

久しぶりに聴いた。 やはりこのアルバムは名盤だと思う。 1曲目のギターのカッティングから連なる 音のうねり、曲の流れは70年代以降のロック史においても 特筆すべきものだ。当時はほとんどの日本の音楽誌では高く評価されておらず、 (ハードロック系の雑…

レディー・ガガ「ボーン・ディス・ウェイ」

ほんと、けれん味のある内容。 家の人間が、車の中でかけるのでいつも聞くことになる。 妙にテンションが高くて、笑えるようなところもあるが 楽しく聞ける音楽だ。スピリチュアライズド「レット・イット・カム・ダウン 」 寝ながら聞いた。 おかげで(?)熟…

竹村延和「Sign」

レイ・ハラカミという人の音楽を聞き、竹村延和を思い出した。 何年ぶりかで電車の中で聞いた。 読んでいる本に熱中していたら 「あれ、いつのまにかトータスの曲になっている」と思った。 iPodを見ると 「Souvenir in Chicago」という曲だった。 こうい…

「新・人間コク宝」、ヒュー・ホッパー、パット・メセニー

リジョイシングアーティスト: パット・メセニー,チャーリー・ヘイデン,ビリー・ヒギンス出版社/メーカー: ユニバーサル ミュージック クラシック発売日: 2005/02/23メディア: CD クリック: 1回この商品を含むブログ (1件) を見るRemark Hugh Madeアーティス…

「メザニーン」「コレクティド」マッシヴ・アタック、「リヴァー ジョニ・ミッチェルへのオマージュ」ハービー・ハンコック

よしながふみ「大奥2」「大奥3」

バンクシー監督の映画「イグジット・スルー・ザ・ギフト・ショップ」

人を食った内容のドキュメンタリー映画だ。 いや、フィクションも混じっているのだろうが、虚実があいまいで、観た後に煙にまかれたような気分にさせられる。監督はグラフィティ・アート(街の壁などにアートとして描かれた落書き)の第一人者であるバンクシー…

映画「イグジット・スルー・ザ・ギフト・ショップ」を見た感想

会社の人間に勧められた「イグジット・スルー・ザ・ギフト・ショップ」を渋谷のシネマライズで観た。

羽海野チカ「3月のライオン」第5巻

零の過去と、ひなの現在のいじめについて描いた 「てんとう虫の木」にむちゃくちゃ感動した。 全体のストーリーからすると唐突なエピソードではあるのだが…… (→この後のストーリーに大いに関わってくるものでした。読み違えていた) 作者の中で何かこみあげて…