見て読んで聴いて書く

映像、書物、音楽などについての感想

2015-01-01から1ヶ月間の記事一覧

1つで2つの趣向が楽しめるディズニーのCGアニメ映画「ベイマックス」

映画を見ていると、「これは傑作なのではないか、この後いったいどうなるんだ?」と"傑作の予感"でドキドキする作品が時々ある。 ただ、ほとんどの作品は見続けているとストーリーをけん引する謎が解け、物語が収束していくエンディングへの過程で、期待の大…

常見陽平「リクルートという幻想」

リクルートという幻想 (中公新書ラクレ)作者: 常見陽平出版社/メーカー: 中央公論新社発売日: 2014/09/09メディア: 新書この商品を含むブログ (6件) を見るリクルートの新規事業などの社内コンペ制度に興味があり、リクルートの本を何冊か読もうと思った。 …

和久井健の漫画「Abaddon」1〜2巻

(1) (ヤンマガKCスペシャル)" title="Abaddon(1) (ヤンマガKCスペシャル)" class="asin">(2) (ヤンマガKCスペシャル)" title="Abaddon(2) (ヤンマガKCスペシャル)" class="asin">実在する格闘家・五味隆典を主人公とした漫画。中学生時代から始まり、高校で…

西荻弓絵脚本、堤幸彦ら監督のドラマ、映画「SPEC」

書き残しておかないと忘れてしまうので、感想を書くことにする。かつてドラマと劇場版の「ケイゾク」を見たときに、“「Xファイル」に「エヴァンゲリオン」的趣向と世界観を持ち込んだドラマ”と感じた。どのような点からそう思ったのかはもう覚えていない。 …

二ノ宮知子の漫画「のだめカンカービレ」全25巻

(KC KISS)" title="のだめカンタービレ(25) (KC KISS)" class="asin">音楽をネタにした漫画ということで以前から気になっていた。 冬休みの時間を使い、やっと読むことができた。作者の漫画は今までに読んだことはない。 ドラマはちゃんと見ていない。映画は…

和久井健の漫画「セキセイインコ」1〜3巻

たまたまツタヤで見かけ、絵にちょっと惹かれるものがあり、読んでみた。著者は「新宿スワン」を描いていた人だが、私はちゃんとこの漫画は読んだことがないので語ることはできない。 ただ、随分と描く世界が違うものだと思った。ストーリーの説明は省く。こ…

村上もとかの漫画「フイチン再見(サイチェン)!

村上もとかが「JIN-仁-」連載終了後、休養期間を経て連載を始めた作品。導入から本編に入るまでが妙な構成になっている。 まず登場するのが、昭和34年のボク(少年時代の村上もとか?)。 彼のお気に入りの漫画が「フイチンさん」だったことが語られる。 「フ…

新川直司の漫画「四月は君の嘘」1〜9巻

会社にいる若い社員から薦められて読んだ。 彼は特に目利きという感じではない。 2013年の講談社漫画賞少年部門を受賞した作品だった。以下、読んだ感想。こんな話である。高い音楽的才能を持ちながら心の傷からピアノ演奏者として致命的な欠点を持つことに…

三浦建太郎の漫画「ギガントマキア」

ギガントマキア (ジェッツコミックス)作者: 三浦建太郎出版社/メーカー: 白泉社発売日: 2014/07/29メディア: コミックこの商品を含むブログ (114件) を見る「ベルセルク」は大きな衝撃を受けた漫画だった。あんな異形の禍々しい存在を漫画で体験したのは初め…

大下英治の「リクルートの深層」

リクルートの深層 (イースト新書)作者: 大下英治出版社/メーカー: イースト・プレス発売日: 2014/04/20メディア: 新書この商品を含むブログ (1件) を見る一応記録に残す。これはつまらなかった。 読み進めるのが結構苦痛だった。 “深層”といいながら非常に浅…

江副浩正の回想録「かもめが翔んだ日」

かもめが翔んだ日作者: 江副浩正出版社/メーカー: 朝日新聞社発売日: 2003/10/30メディア: 単行本購入: 2人 クリック: 18回この商品を含むブログ (21件) を見る人と話していてリクルートという会社の特異性に気づき、改めて興味を抱いた。リクルートについて…