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映像、書物、音楽などについての感想

フランシス・フォード・コッポラ「地獄の黙示録 3Disc コレクターズ・エディション」

キネマ旬報9月上旬号で知る。
3枚組みで
Disc1がオリジナル劇場公開版と特別完全版、
Disc2が「ハート・オブ・ダークネス コッポラの黙示録」(初DVD化)、
Disc3がボーナスディスクで5時間以上になる関連記録映像とのこと。

Disc2はビデオでしか見ていなかったので楽しみ。
さらにDisc3が興味深そうだ。
脚本担当のジョン・ミリアスを、コッポラが自身のワイナリーに招待してのインタビューがあるという。
ワーグナーの「ワルキューレの騎行」、ドアーズの曲の使用(オープニングかクライマックスかは記事には書かれていない)はミリアスのアイデアであったということが語られているとのこと。コッポラがミリアスを立てたのかもしれないが。
さらに同様のマーチン・シーンとコッポラの対談では、ハーヴェィ・カイテルがウィラード役を降り、シーンに変更になったいきさつも明快に語られていいるそうだ。
2つのバージョンがあるラスト・シーンについての詳しい解説もついているとのこと。コッポラによるとラストは一つしかないとのことだ。

地獄の黙示録」の集大成的内容ですね。
今すぐ買うかはわからないが、いずれは間違いなく買うつもり。
ちなみに、私はエンディングはオリジナルの方が好きです。

無線で「焼き払え」(BURN IT DOWN とかいっていたような。うろ覚えですが)と指示したウィラードのボートが去る。
そしてそれに続く、爆破シーン。
闇の中、青や赤の炎が光り、そこに流れる不気味な音楽、
そしてエンドロールという流れには戦慄した。
初めて見たときは戦争映画というより、恐怖映画という感じだった。

これ初回生産限定だった。早めに買っておくべきか。迷うところだ。
「ハート・オブ・ダークネス」のバラはなさそうな気もするし。
地獄の黙示録 3Disc コレクターズ・エディション (初回生産限定) [Blu-ray]

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買ってからの感想は以下のリンクに。意外なことが判明した。
http://d.hatena.ne.jp/allenda48/20111205/1323053603