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映像、書物、音楽などについての感想

ピエール・バルー「VIVRE〜生きる」

iPodのPの並びでピエール・バルーを聴く。
このアルバムも聴いたのは10年ぶりくらいだろうか。
日本版公式ホームページによると、このアルバムを発表した1965年に、バルーはサラヴァ・レコードを設立したそうだ。
http://www.l-amusee.com/prof_pb.html
ブリジット・フォンテーヌ、アレスキ、ルイス・フューレイ、ジャック・イジュラン、オムニバス盤で知ったさまざまなアーチスト。
サラヴァから出たアルバムを色々聴いたことを思い出す。
「DES RONDS DANS L'EAU / 水の中の環」は昔大好きだったフランソワーズ・アルディーも歌ってた。

私としては“タコ”よりこっちのほうが断然感慨深い。
クロード・ルルーシュ監督作の映画のことも思い出してしまう。
バルーも出演していた「男と女」のオープニング、
フランシス・レイの音楽の音楽に絡みながら、夜明けの走る道を映し出したあのシーンには当時、むちゃくちゃ心を奪われた。
「男と女」はジェームズ・カーンが主演した西部劇版「続・男と女」まで見てしまった。
クロード・ルルーシュの映画はオープニングのつかみは最高なのだが、中盤以降もたついてグダグタになる感があるのだが……
VIVRE?生きる