文春0322
P26◆東電「最悪の再建計画」舞台裏をスッパ抜く!−国費2兆6千億円投入、枝野大臣やらせパフォーマンス 内部告発! ▼人員削減は自然減、年収減でも40代800万円の社員▼原則なき「原発再稼働」「発送電分離」▼次期会長有力候補「経産省元大物次官」を直撃!▼最大の子会社「関電工」の名前が消された理由
→東電の再建計画についての記事。
無署名記事だが、誇張したり煽り立てる内容ではなかった。内部に取材したそれなりに信用できる記事と思える。
政府組織「原子力損害賠償機構」(以降、機構)と東電が、東電再建計画をまとめ、槙野経産相の認可を受けた上、発表の予定となっているそうだ。
この計画ではすでに原発の再稼働が前提となっているという。関係者によるとこの事業計画においては「原発の是非」が議論になったことは一度もなかったそうだ。事業計画では来年4月から東電・柏崎原発の再稼働が明記されているとのこと。
「役人に取り込まれた枝野大臣」との記述も。今年2月に枝野大臣は電気料金の値上げを抑えるため、経費削減の上積みの指示を東電に出したが、実はこれは“ヤラセ”だったとのこと。経費削減の上積みはすでにできると枝野大臣は知っており、そのうえで行った“パフォーマンス”だったのだという。
結局、東電・経産省の抵抗で組織のリストラは骨抜きに終わりそうだという。
東電の改革案として“発電”“送電”の分離も検討されたが、それも結局、東電内でのカンパニー制という、発送電分離には何の意味ももたない計画に変わりそうとの指摘も。
4ページの記事だが、これを読んだだけでも、東電の改革は骨ぬきとなり、既得権益の維持がポイントとなった再建が進みそうな趨勢ということがわかる。
ひどすぎる。
P34◆キムタク「スピード違反」で捕まっていた!−妻、静香と愛車シボレーで“FUN TO DRIVE”
→すでに過去のことだが、記録として残しておく。2ページ記事。キムタクの乗っていたのはシボレーのアストロ。生産はすでに終わり、価格は中古市場では状態がよければ200万円以上とのこと。彼の収入からすればずいぶん“安い”と思えるが、こだわりがあるのだろう。
P36◆オリンパス、AIJ事件で浮上 野村證券はなぜ“ワル”を輩出するのか−オリンパス、AIJ事件で浮上 企業研究
→企業とお金をめぐる犯罪で野村証券OBが話題にあがることから、野村証券の歴史と現状を解説した記事。かつては「ノルマ証券」と呼ばれ、強烈な営業で証券業界のトップとなったこと、現在の経営が芳しくなく、銀行からの出資も検討していることなど。副島隆彦のお騒がせだった予言、「来週頭、野村は破たんする」も根も葉もない話ではなかったということか?
P40◆一流企業に本当に強い「大学ランキング」−超氷河期「成功する就職」の秘密 大特集15ページ 早慶、明治、青学、中央ほか全国26校
→15ページの特集。一応読んだが、興味ないので書くことはない。
P56◆芸能 ニュース独占 オセロ中島騒動で泣いた人笑った人
→中島の借りていた部屋が元木雅弘所有のマンションだったことから、義父というだけで、特に関係もない内田裕也がコメントを述べていることなどについての記事。
P59◆健康 小学生の4割が毎日排便しない。親にできるのは
→大塚製薬の調査によるとのこと。驚いた。
P66◆本音を申せば 小林信彦 平成むちゃくちゃ物語
→東日本大震災から復興が進んでいないということから始め、野口武彦の「明治めちゃくちゃ物語 勝海舟の腹芸」という新書を紹介している。
P72◆近田春夫の考えるヒット 山下智久と相対性理論のコラボ。さらなる可能性を感じる相性だ!!
山下智久「愛、テキサス」
↓ジャニーズ・タレントでネットのためジャケ写も不可の模様
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はみだしにラジオ情報あり。
NHKラジオ第1放送で月イチ放送されている近田春夫の番組が4月から週イチで放送になるとのこと。
「ロックンローラー近田春夫の歌謡曲って何だ?」
毎週金曜昼3.10〜 NHKラジオ第1
30年前のオールナイトニッポンのときは深夜3時で、現在は昼の3時。
近田春夫的ではある。
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P73◆劇団ひとり そのノブは心の扉 NEWラブプラス
→今回は新ネタ。恋愛シミュレーションゲーム「ラブプラス」の新作「NEWラブプラス」体験レポート。前回は本名でプレイしたが、今回はよりモテるようにと「舘ひろし」で登録したとのこと。しかも今回は感情移入するため自分のセリフは声に出してプレイしているという。いったいどこでやっているのだろう? やはりキャンピングカーの中ですかね。オチもしっかりつけている。
P102◆新家の履歴書 鈴木慶一
→現在も湾岸スタジオのある大田区の羽田空港そばの生家のことをメインに。
知らなかった、もしくは忘れていて、読んで興味深いことも語られていた。
本人としてははっぴいえんどが、青山や麻布といったいわるゆる“東京”の雰囲気で、ムーンライダーズは東京の羽田周辺とか、ある一部の地域を描いていて、東京のローカルラジオといった感じとのことだ。
鈴木さえ子と結婚して世田谷の一軒屋に住み、離婚後、鈴木慶一はその家に残ったそうだ。
そういえば『SUZUKI白書』というアルバムに収録されていた「LEFT BANK [左岸]」という曲は、鈴木さえ子の実家の国立から多摩川の左岸の道を車で走ったことなどがモチーフとなってできたと語っていたようなおぼろげな記憶が。
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多摩川って、鈴木慶一の色々な作品で大きなモチーフになってたんだと思い至った。
当時は世田谷の道はほとんど分からなかったのだが、その後10年くらい住んだので夫妻の住んでいた世田谷の家は、鎌田あたりだろうか、などと今は思う。彼の著書「火の玉ボーイとコモンマン」にそのあたりが書いてあったような気もするが、もう手元にないので確認できない。
火の玉ボーイとコモンマン―東京・音楽・家族1951‐1990
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今はどこに住んでいるのかは書かれていない。
P120◆Cinema Chart
「SHAME シェィム」
25点満点で15点
「マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙」
25点満点で18点。今回の2作品で唯一の5点満点がおすぎのこの作品の採点。
P122◆ヨコモレ☆通信 辛酸なめ子 「丸の内タニタ食堂/タニタ博物館」
→レシピ本がベストセラーになったタニタのタニタ食堂レポート。整理券を受け取って入店まで、2時間近隣で待機したとのこと。券売機にはマルチ周波数体組織計(210万円)のボタンもあったとのこと。食堂の男性社員の体脂肪率の低さが印象に残ったようです。
書評は特に引っかかったものなし。
“著者は語る”で井坂幸太郎「仙台ぐらし」というのがあった。
[rakuten:onomichi-keibunsha:10006437:detail]
P145◆宮崎哲弥の時々砲弾 死票のいけにえ
→投票しながらもその投票が当選に結びつかなかった“死票”について。小選挙区制で死票がどのくらい生じているかをデータで紹介。導入後の'96年衆院選では死票は54.7%、2000年が51.8%、'03年が48.5%、'05年の「郵政選挙」が48.5%、'09年の「政権交代選挙」が46.3%だという。ちなみに中選挙区制時代の死票率は23%前後だったとのこと。
P155◆山田優結婚 小栗旬を“見た目”で選んで大丈夫!?
→結婚に関して小栗の浮気癖を指摘した記事。浮気をとがめられた小栗が証拠隠滅のため携帯を何本も壊したそうです、との関係者コメントも。
P156◆山口美江 事務所社長が明かす「愛犬と無念の孤独死」
→一人暮らしでの急死だったので孤独死ということになってしまったようだ。芸能界に嫌気が差して引退、講演活動などをしていたとのこと。芸能界の仕事を再開し始めたところでの急死だったそうです。
P160◆野田首相夫人 公邸に仏壇を運び込んだ理由
→公邸に仏壇を置いた首相は初めてらしい。特に怪しいものではなく、普通に夫人が信心深いからとのこと。
P161◆AKB大島 カレシも見てもらった「母の占いパワー」
→家庭環境のこと、交際報道のあったウエンツ瑛士とのことなど。「交際1周年記念」のパーティーをやりました、と同級生のコメントも。興味はないが、とりあえず記録として残す。