藤巻忠俊の漫画「黒子のバスケ」20〜24巻
ウィンターカップ戦の続き。
23巻の半ばで決勝戦に進むチームが決まる。
それ以降は“帝光編”としてキセキの世代の中学校でのストーリー。
漫画自体は面白いが、相変わらず主役であるべき火神の存在感、魅力が薄い。不思議なものである。
過去エピソードの“帝光編”では、キセキの世代のキャラクターが現在形のものと違うという点が興味深い。
子供っぽいキャラの紫原については、中学生のときのほうが、クールで大人っぽかったりする。
青峰については高校の現時点から想像できないほど。キセキの世代で一番性格のいいキャラとなっている。
“帝光編”では青峰の才能の開花と同時に進む周囲への失望、すさんでいく内面がなかなかの読ませどころだった。
この後の展開はぜひ読みたいと思った。
1年後にまた、まとめて読んでみよう。