見て読んで聴いて書く

映像、書物、音楽などについての感想

週刊文春0119

P28◆斎藤佑樹23&小林麻耶32伊勢神宮家族ぐるみ「極秘参拝」!−衝撃スクープ
伊勢神宮の20年ごとに行われる「式年遷宮」に向けて神社造営の作業をしている「山田工場」というところを斎藤の家族と小林が見学に来たという記事。小林のマンション前で本人からコメントも取っている。「ハンカチ王子」になるかならないかの頃からの仲良しとのこと。早実の取材で知り合ったということ?

P40◆今井舞 私を“出禁”にした「紅白歌合戦」をブッタ斬る!−史上最長4時間25分をゲキ辛再録
→今井舞というライターの紅白テレビ鑑賞記。昨年は現場取材していたが、今回はNHKの出入り禁止でテレビ鑑賞になったとのこと。文章は相変わらずのトーン。わかりやすく下世話な悪意に満ちた文章が“大衆”に受けるのだろうか。ほかにもっと切り口の面白い文章書ける人はいると思うのだが。これで3ページか……。ただ、書いている人間のいい気になっている感が変な意味で興味深い。

P50◆菊間千乃独占告白−弁護士デビュー ジャニーズ飲酒、フジ涙の退社を乗り越えた私
→退社後2回目で司法試験突破。当時はいろいろ書かれていたが、結果を出して、文春から本まで出した。強い人ですね。

私が弁護士になるまで

私が弁護士になるまで

P52◆マスコミ 宮崎あおいとV6岡田の不倫疑惑なぜ黙殺された
→不倫疑惑の記事が12/27発売の文春に載ったが話題にならなかったことについて。12/28に離婚の発表もあったそうなので、いろいろあったのでしょう。

P62◆本音を申せば 小林信彦 特撮の魅力
→「連合艦隊司令長官 山本五十六」のテレビCMを見て、往年の戦争映画の特撮に思いをはせている。小林は特撮にも造詣が深いようだ。円谷英二の特撮について語っている。

P69◆近田春夫の考えるヒット
SMAP「僕の半分」
綾小路翔 VS マーティ・フリードマン「SAMURAI STRONG STYLE」

→「僕の半分」は斉藤和義作詞・作曲・アレンジ。
近田によると斉藤の曲には独特のクセがあるそうで、SMAPへの曲提供でも自らのクセを曲げずに行くか、逆に職業作家的スタンスであえて匿名性のあるアプローチを取るか興味を抱いていたそうだ。
聴いた結論としては無難、古臭すぎると意見を述べている。サビの部分が何かに似ていると思ったら大橋純子たそがれマイ・ラブ」に似ていると気づいたところで文章は終わる。
綾小路翔 VS マーティ・フリードマンについてはマーティはインストのほうが向いているとの感想。

P71◆そのノブは心の扉 劇団ひとり 大人の秘密基地
→キャンピングカー購入編の後半。都内の屋外駐車上にキャンピングカーが停まっていたら、その中で劇団ひとりがこのコラム原稿を書いているかもしれない。

P111◆この人のスケジュール帳
“地域”で作る映画の未来 原一男

近江八幡の市民映画「結い魂(ゆいごん)」に企画・監修で関わったとのこと。いきなり原一男がここに登場するのもすごい。

P119◆宮崎哲弥のDVD教養主義トランスフォーマー ダークサイド・ムーン」 米国内市街戦への想像力
→細部についての解説が続き、作品についての評価は避けているが、宮崎はマイケル・ベイ監督に対してあまり否定的ではないようだ。

P127◆漫画の時間 いしかわじゅん 「アオノホノオ」島本和彦
→「漫画家漫画にハズレなし」という言葉があるそうだ。「アオノホノオ」も同様だとのこと。
「例によって無駄に熱く描いているわけだが、これが傑作の方なのだ」と書いている。

P128◆私の読書日記 山崎努 あるときは探検家
文化人類学者(としていいのかな?)・梅棹忠夫著作と人物について書いている。今回は梅棹のみで2ページ! なかなかいい感じの文章だ。

P147◆「紳助復帰」が飛び出した 吉本興業 実は「芸人ギャラ遅配」の正念場
→芸人へのギャラの遅配が続いていたとの記事。非上場化にかかる資金で資金繰りに苦労があったのではとの推測記事。

P152◆鈴木保奈美元夫川井ちゃん 美人モデルと「24歳差再婚」!
F1のピットレポーターとして'80年代後半には有名だった川井ちゃんが再婚をしたとの記事。

あまり興味深い記事はなかった。一番興味深かったのが山崎努の読書日記だったという……
本木所有のマンションをオセロ・中島が借りて滞納しているとの記事があるかと思っていたが、なかった。スポーツ紙より先に出てると思ったのだが。このことは文春は知らなかったのだろうか。