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リターン・トゥ・フォーエヴァー 『浪漫の騎士』

音楽 リターン・トゥ・フォーエヴァー

浪漫の騎士

浪漫の騎士

初めてこのアルバムを聴いた。
'76年のアルバム。

こんなアルバムだったんだと驚いた。
リターン・トゥ・フォーエバーはECMのファーストと初期のしか聴いていなかった。
ジャズ、クロスオーバー、フュージョンというよりプログレッシブ・ロック、イギリスのジャズ・ロック的なテイストが強い。
サーカスのような曲芸プレイが連続する。

メンバーは
チック・コリア(キーボード)
アル・ディ・メオラ(ギター)
スタンリー・クラーク(ベース)
レニー・ホワイト(ドラムス)

フレーズは親しみやすく、曲の展開がめまぐるしい。
そして、演奏のキレはとてもいい。この面子なのであたりまえだが。

アル・ディ・メオラ作曲による「Majestic Dance」の出だしなど、ギターのトーンはフィル・マンザネラのようだ。
ディ・メオラはフィンガリングがなめらかなギタリストなので聴いていてなかなか気分がいい。
当時はあまり好きではなかったのだが。

ただ、なんか残るものがないんですよねこのアルバム。
これといったものが。
プログレだと大きな盛り上がりがあるのだが、その辺がないのがちょっとさびしい。
気持ちよく聴けるのは確かなんですが。

タイトルが『浪漫の騎士』(Romantic Warrior)で上記のジャケットとなっていて、
曲目が
1 中世序曲 - "Medieval Overture" (Chick Corea)
2 女魔術師 - "Sorceress" (Lenny White)
3 浪漫の騎士 - "The Romantic Warrior" (C. Corea)
4 荘厳な舞踏 - "Majestic Dance" (Al Di Meola)
5 手品師 - "The Magician" (Stanley Clarke)
6 道化と暴君の決闘(パートI, II) - "Duel of the Jester and the Tyrant" (Part I & Part II) (C. Corea)

コンセプト・アルバム? でも、意図は私が聴く限りではいまひとつわからない。

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彼らのアルバムをファーストから順に聞きなおしての追記。


このアルバムはチックをインスパイアしてきたサイエントロジーの詩人ネヴィル・ポッターの詩をコンセプトとして作ったアルバムでした。

第2期RTFの集大成的代表作です。
完璧といっていいような音楽がここにあると思う。