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見て読んで聴いて書く

映像、書物、音楽などについての感想

文春0419

P26◆橋下「維新の会」総選挙候補者リスト−民主・自民を粉砕するのはこの男と女!
→文春は市長選のときのこき下ろしがどうしたものか、すっかり様変わり。“民主・自民を粉砕するのはこの男と女!”と橋下人気に便乗した論調。社内の政治的な事情か、人気が侮れないとみて方向転換をしたのか? コケにした言葉はまったくない。先日読んだ柳沢きみおのエッセイではないが、これでは「なんだかなァ」である。
東国原については「もともと彼は、東京一区から自民党公認で出たかったのですが自民党に弾かれています。リベンジで維新から東京一区に出る可能性もありますが、東京都知事選敗北のトラウマもあって確実に勝てる大阪から出たいところでしょう」このコメントあり。だが、もはや東国原は、橋下と単なる“知人”でしかない。とのことだ。中田宏・前横浜市長は、大阪で少年時代を過ごしたことがあり、大阪二区、三区での出馬が取りざたされた。ほか辛坊治郎、そして維新内部で期待の高いのが元経済産業省官僚の古賀茂明とのこと。大阪なので大阪地区のほかの候補者リストのことはよく分からなかった。

P31◆小林幸子知人が明かす解任女社長「ウラの顔」−一心同体の二人を引き裂いた金と男−
→事務所社長解任に関する記事。事情は色々書いてあるが特にメモすべきものとも思えなかった。

P34◆「金正日の遺言」独占入手−▼遺言を読む瞬間から金正恩を最高職責に▼核、長距離ミサイルを絶えず発展させて充分に保有すること 世界的スクープ
金正日の遺言を紹介している記事。韓国のシンクタンクの代表が入手したものだそうだ。箇条書きで色々書いてある。
●核、長距離ミサイル、化学兵器を絶えず発展させること
●アメリカとの心理対決に必ず勝利すること
●米国、中国、ロシアの四大国との関係を良好にしなければならない
●中国に利用されないようにすること
などが書いている。もし遺言どおりなら日本はもっと強気に出ていいのでは。

P38◆人民軍大暴走「次はウラン型原爆実験だ!」
→’06年と’09年の核実験で北朝鮮プルトニウム型爆弾の開発についてはほぼ成功、今後はウラン型原爆の実験を行う可能性が高いという。北朝鮮の3度目の核実験は早ければ5月末に行われることが予想されると記事は締めている。

P56◆政治 国民新党「代表解任劇」で亀井氏を裏切ったあの男
国民新党の代表でありながら解任という奇妙なことになった事情について。理由は亀井の“人の良さ”にあるとのこと。クーデター劇の主役を務めたのはかつて鈴木宗男の側近として知られた下地幹郎幹事長とのこと。郵政選挙で落選、行き場のない浪人のときに拾った犬に手を噛まれたようなものだそうだ。

P57◆芸能 女優・藤谷美和子はなぜ徘徊生活に陥ったのか
→フライデーに小田原での徘徊生活が載ったとのことで、近況の記事。この記事を読んだ限りでは結婚しているようだが、夫は「藤谷を見守っている状態」とのこと。変わった夫だ。

P66◆本音を申せば 小林信彦 「幕末太陽伝」とフランキー堺
→NHK BSプレミアムで「幕末太陽伝」デジタル修復版を見たことについて。そして主演のフランキー堺のことについて語っている。今回この映画を改めて見て〈死〉の匂いを感じたとのこと。川島雄三監督の死で写楽を描く「寛政太陽伝」が未完で終わったことで文を締めている。フランキーが企画した篠田正浩監督の「写楽」までは触れることはできなかったようだ。

P75◆近田春夫の考えるヒット おもて芸一本の安室ちゃんが実感させてくれる静かな自信!
安室奈美恵/Go Round/Yea−OH
UVERworld/7th Trigger
→おもて芸一本というのは「つまりはうたと踊り、そしてそれらに直接繋がるいくつかの事柄意外はやっていない感じがするということ」だそうです。

P76◆そのノブは心の扉 劇団ひとり モジモジお洋服
→洋服ではバーバリーが大好きなのだという。だが、自意識過剰のせいでバーバーリーの店に入るときはわざわざバーバリーを着ずに行くとのこと。以下、自意識過剰ネタで笑いを取る。

P102◆新家の履歴書 藤原美子
→エッセイスト。数学者で「若き数学者のアメリカ」「国家の品格」などの著者・藤原正彦の妻。祖父、両親も化学者の家系だという。エピソードを読み、由緒ある学者の家庭とはこういうものかと感心した。’55年、父がプリンストンの研究所にいたときに生まれたというのだから。義父の新田次郎がもう’80年ころなのにスパゲッティのことをよく知らなかったというのにはちょっと驚いた。

P112◆この人のスケジュール表 カヒミカリイ
→’09年にタップダンサーの男性と結婚、41歳で長女を産んだとのこと。母親も41歳で自分を産み、その後まもなく死去したことを語っている。エッセイ集「小鳥がうたう、私もうたう。静かな空に響くから」を出したことでの記事のようだ。

小鳥がうたう、私もうたう。静かな空に響くから

小鳥がうたう、私もうたう。静かな空に響くから

P117◆今週の必読 楊継縄「毛沢東 大躍進秘録」 評・興梠一郎
→“1958年から62年にかけ、数千万の餓死者を出した「大躍進運動」の実態を十数年かけて国名に描き出した本書は、中国本土では発禁処分を受けている”とのこと。

毛沢東大躍進秘録

毛沢東大躍進秘録

P119◆新刊推薦本「終点のあの子」柚木麻子
→少女漫画みたいな内容ということで、文章としてどう書いているのか興味がわいた。読んでみることにする。

終点のあの子 (文春文庫)

終点のあの子 (文春文庫)

P120◆著者は語る「チャイコフスキーがなぜか好き 熱狂とノスタルジーのロシア音楽」亀山郁夫
三枝成彰という作曲家がチャイコフスキーは所詮“低俗”なものである、ということを何かに書いているのを読んだことがある。大衆的な人気とは別にそういう風に取られているようだ。それでこのタイトルになったのだろう。単純に好きというと、三枝のような人間にバカにされてしまうのだ。ただ、チャイコフスキーの音楽には人を引き付ける力がある。多分そのあたりのことを書いている本と思われる。見出しには“ロシア音楽の精神性を解き明かす大興奮の一冊”とある。プロコフィエフストラヴィンスキーなどについても書いているようだ。読んでみることにする。

チャイコフスキーがなぜか好き (PHP新書)

チャイコフスキーがなぜか好き (PHP新書)

P122◆私の読書日記 立花隆 新装オープンの東京堂
→店の訪問記。伊藤計劃の著書が置かれていたことで著書「The Indifference Engine」「虐殺器官」を紹介。実は私は未だに読んでいない。これを機に読むことにする。

The Indifference Engine (ハヤカワ文庫JA)

The Indifference Engine (ハヤカワ文庫JA)

虐殺器官 (ハヤカワ文庫JA)

虐殺器官 (ハヤカワ文庫JA)

ほか、三島由紀夫がゲイだということがわかるエピソードが載っているという「股間若衆」。

股間若衆―男の裸は芸術か

股間若衆―男の裸は芸術か

そしてソクーロフ監督の映画「ファウスト」を試写で見て興味を引かれたことを語り、ファウスト関係の本を読み漁っているとのこと。「ファウストホムンクルス」「『ファウスト』と嬰児殺し」を紹介。

ファウストとホムンクルス―ゲーテと近代の悪魔的速度

ファウストとホムンクルス―ゲーテと近代の悪魔的速度

『ファウスト』と嬰児殺し (新潮選書)

『ファウスト』と嬰児殺し (新潮選書)

さらに「ボヘミアの〈儀式殺人〉」を紹介。儀式殺人とは東欧に伝わる反ユダヤ的伝説で、ユダヤ人が宗教的儀式に用いる血液採取のためキリスト教徒を殺している、という伝説とのことだ。分析の過程でフロイトカフカといったユダヤ人の思想にも触れていくもののようだ。面白そうである。立花隆の紹介する本はいつも興味を引かれるものが多い。

ボヘミアの〈儀式殺人〉

ボヘミアの〈儀式殺人〉

時間切れなのでここまで。続きは明日の夜に書くことにする。

続き。

P126◆Cinema Chart
コーマン帝国

→この映画、中学生の男子とか喜びそうなタイトル。“アメリカB級映画の帝王”といつも称されているロジャー・コーマンのドキュメンタリー。25点満点で18点。おすぎのみ5点満点。「R・コーマンが大好きで、大好きであったので大満足の一本です」とのコメント。
別離
アカデミー賞外国語映画賞を受賞したイラン映画。25点満点で18点。またも、おすぎのみ5点満点。

P128◆ヨコモレ通信 辛酸なめ子 鷹匠茶屋/桜丘カフェ
→「鷹匠茶屋」は井の頭公園のそばにある猛禽類が間近で見られるカフェ。ハヤブサ、ミミズクもいるとのこと。「桜丘カフェ」は渋谷のカフェ。名前からすると桜丘にあるのか? 店の外のおしゃれな小屋にメスヤギ2匹が飼われているとのこと。

P132◆阿川佐和子のこの人に会いたい 三宅裕司
→重度の椎間板ヘルニアから舞台に復帰したとのこと。

P137◆宮崎哲弥の時々砲弾 サヨナラだけが人生ならば
→「仏教不遇死法話集」という本を紹介。非業の死を遂げた人の親族へお坊さんが法話するときのアンチョコとして使われるような読み物とのこと。

仏教不遇死法話集

仏教不遇死法話集



P138◆元朝鮮労働党幹部が断言! 金王朝崩壊のXデー
→色々書いているが、なんらかの形で崩壊するのは自然の趨勢でしょう。

P142◆中国富裕層「エリート校お受験」の札束合戦−美人教師がビシビシ指導
→井上久男という人の署名記事。上海の教育事情レポート。偏見もなくフラットに中国の教育事情が書かれている印象。中国は経済成長にともなって、教育・進学熱が高まり、かつての日本のような状況らしい。興味深いことも多かった。橋下大阪市長は上海を訪れ、教育システムを学び感心すること多かったとのことだ。ライターは橋下教育改革の原点は上海にある、とまで書いている。学校経営に競争原理が働いているとのこと。

P146◆フェイスブックがあなたのプライバシーを殺す
→グーグルもそうだし、情報の共有化が進むということは、プライバシーがなくなる面もあるのは言うまでもないことだと思うのだが。そういう状況でどう対応していくかが重要なのだと思う。

P150◆ホリエモン 我、30キロダイエットに成功せり−獄中インタビュー
→収監されてから9ヶ月。長野刑務所で服役中のホリエモンとの面会記。収監時に100キロ近かった体重が、現在は69.9キロ(身長は173センチ)。刑務所内のトラブルで右前歯のインプラントを破損、インタビュー時には前歯がない状態だったという。トラブルの内容についてはここでは書かれていない。所内では鈴木宗男も就いていたという「衛生係」だという。早ければ来年の5月には借り出所が見込まれているとのこと。出所後は「拠点を持たず活動をする遊牧民(ノマド)になって、ロケット開発事業を中心に事業展開も検討中」。
ちなみに猫ひろしのオリンピック出場については「日本のサッカーではラモスとかロペスみたいな例がある。それと同じ」と語っているがこれはぜんぜん違う! ラモス、ロペスは日本サッカーに貢献するために国籍を変えたののだから。猫はカンボジアに何の貢献ができるというのだろうか? カンボジアではおそらく誰も、猫がカンボジア国籍を取得してオリンピックにでることを望んでません。これは、能力の低いアスリートが裏の手を使ってオリンピックに出場できる例となってしまう可能性がある。
P158◆猫ひろしカンボジア国籍」取得で蠢く巨額マネーと奇怪な人脈−現地徹底取材
→鈴木智彦というライターの記事。カンボジアの陸連の事情などについて。猫は久本雅美らが所属するワハハ本舗に所属。猫自身が悪いというわけではないが、これをやってしまうと何でもアリとなってしまうので、一線を超えたことをしてしまったという感じですね。