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見て読んで聴いて書く

映像、書物、音楽などについての感想

文春0927

P24▼総力特集 日中一触即発!−尖閣に漁船1000隻、史上最悪の反日デモ勃発

P24◆決死の現地ルポ「日本人は死ね!」腐った野菜を投げつけられた
時事通信の北京特派員の記事。9/15の北京の日本大使館前のデモ行進に混じってのことを書いている。デモ隊の歌う中国国家「義勇軍行進曲」は元々抗日歌だったそうだ。テレビでは暴力的な面が強調されることが多い(もちろん暴力的なのだが)が、デモ隊のもつ旗には「中国人は平和を愛す。野田は好戦分子だ」という文字がか書かれていたり、「日本軍国主義反対」というシュプレヒコールがあがるなど、中国民衆としては“日本の軍国化”に抗議するという意識があるようで興味深い。日本国内ではそんな機運は表面的には(まだ)感じられないが。デモ自体は当初は整然としていたが、開始から30〜40分くらいが経つと、次第にペットボトルやゴミを投げ始める者が現れ、荒れてきたという。記者は05年の小泉首相靖国参拝をきっかけにしたデモも取材したそうだが、今回のデモから「反日層」は広がっていると感じたとのこと。人数も増えたが、過激な層は別として、幼児も連れた家族が笑顔で参加するなど“「反日でもがあるから行こう。愛国行為だからいいんじゃない」という意識が浸透しているようなのだ”と書いている。ほか、共産党・政府側からすれば、反日デモを利用して、社会の不満のガス抜きをしている面もあるが、毛沢東肖像画を掲げる若者が登場していることは注目に値するとのこと。つまり、格差がひどくなるなか、「平等」を象徴する存在だった毛沢東を掲げることは、ある面では現体制にとっては都合の悪い流れが生まれる可能性をはらんでいるということ、そんなことを書いている。
ここまでの騒ぎになったことだが、情報がないので確信はもてないが、もしかすると魚釣島日清戦争末期に日本が領土とした島でもあるので、中国側からは日本の侵略行為の象徴的な島として教育されていたのかもしれないなどと思った。あと、世界的にデモの時代となっているということはあまり意識されていないようだ。

P28◆日本製品不買運動」年間12兆円の損失に耐えられるか
→無記名原稿。ということで“中国の思惑は「日本企業潰し」にとどまらない。日本経済そのものの簒奪を企んでいるのである”と扇情的なリード。書いてあることは“脱中国が日本の急務”という内容。別に簒奪をもくろんでいることは書かれていない。

P30◆「人気取りと夏休みが大事」野田首相・玄葉外相 亡国外交ドキュメント
→無署名原稿。国有化の際、政府・外務省のリスク配慮が足らなかったのではという記事。新聞を読むと、中国側からのいくつかのコメントで胡錦濤主席と笑顔で握手した翌日に閣僚会議で国有化を決定ということが許しがたいというのがあったが、そのことはここでも書かれている。これだけの損害が生まれたことは政府の外交下手からとも言えるのでは。テーマとしては興味深かったが、突っ込みと見識があまり感じられるものでなく、消化不良の感あり。

P34◆この男の釈明は「ウソ八百」 東国原「現在進行形4人の女」を暴露する
→東国原の女性関係を書いた記事に対して本人がテレビやツイッターで否定したことを受けての記事。2ページも使って紹介。30代前半から40代前半までの肉感的な女性が好みとのこと。そんなこと知りたくもないが、読んでしまった。しょーもない記事である。文春記者による直撃取材も。最後は東国原は激昂、「人が話しをしているときにヘラヘラ笑うな。ふざけんなよ、おまえ!」。

P36◆石原伸晃よ「軽くてパー」にもホドがある−中国は尖閣に攻めてこない お笑い総裁選▼「裕次郎切手」で挨拶状▼新興宗教が毎月「お浄め」▼葉山1億6000万別荘の「資金源」
→総裁戦前の記事。ほぼ、見出しのことをなぞった内容。悪意は若干感じるが、捏造感はあまりない。

P40◆飯島勲の激辛インテリジェンス特別編 橋下徹への公開質問状 
→「質問状」とあるがいつもの放言が2ページになっただけである。このコラムの文章、ライターが書いてるのだろうが、パターンがある。
「いよいよ●●が××してきたな。(だが)●●は▼▼で先が思いやられるぜ。〜なんて笑わせるぜ。〜てことさ。ついに●●も〜〜だな」
こんな感じである。
「な」「ぜ」「さ」「よ」「だな」を文末につけて放言すれば飯島勲気分である。
今回は特に興味深い指摘はない。

P46◆池上彰のそこからですか!?  「南海トラフ地震」とは?
→「プレート」のことなどについて解説している。

P48◆谷垣再選断念に追い込んだ大島副総裁の大どんでん返し
→谷垣再選断念の影に“怖い顔”の大島副総裁の行動があったとの記事。この記事によると、「大島氏ははじめから石原に一本化するつもりだった」とのこと。“石原総裁が誕生すれば党の要職はもちろん、政権交代後の衆院議長や閣僚も期待できる、と「名優」が考えているのは間違いない”と記事は締めている。安倍総裁となったので、この人の処遇がどうなるか興味ぶかい。

P48◆経済 瀕死のシャープ“液晶一本足打法”の責任者の再婚
→経営危機がとりざたされるシャープについて。液晶に注力した町田勝彦前会長が再婚したとのことで記事を。わざわざ京都の豪邸まで行っている。そこまでしなくても。ちなみに文春新書から前会長はかつて「オンリーワンは創意である」という本を出しているとのこと。当時は囃しておいて、今は追い立てる。盛者必衰ですか。

P49◆スポーツ 『上昇思考』バカ売れ長友は態度のデカさも急上昇!?
→本文は特に非難してるほどのものではない。インテルでほぼレギュラーの座を守り通したと書いている。

続きは後で。

P58◆本音を申せば 小林信彦 1956年の「ブルー・スエード・シューズ」
→今回も恒例の野田批判から。筆者はとことこん野田政権を嫌っているようで「イボ蛙のような野田の大きな顔がテレビでアップになると、チャンネルをかえるか、テレビを切る」とまで書いている。あとはシアターオーブで見たというミュージカルについて。

P66◆近田春夫の考えるヒット 結成15周年の氣志團だが……いままでにないものがほしかった!
SUPER BOY FRIEND/氣志團
WE aRE /abingdon boys school

→両曲ともに興味ないのでパス。書いてあることは見出しの内容以上に興味深いものもなかった。はみだしは、日本人以外で腕の立つ板前がいないことの不思議について。回答募集中とのこと。

P69◆そのノブは心の扉 劇団ひとり 悲しきバンバン
→趣味でエアガンを集めているとのこと。誤解を避けるためにテレビなどでの発言は控えているが20丁ほど所有しているそうだ。エアガンを使ったサバイバルゲームのような「スポーツバンバン」なる会を催しているとのこと。だが、参加者が減り、先日のスポーツバンバンの大会では出場者は3人だったそうだ。

また後で更新する。

P116◆新・家の履歴書 浜田光夫
→小学校は玉川学園。三越劇場に児童演劇を見に行っていたときにスカウトされ子役としてデビュー。吉永小百合の相手役で人気となる。22歳のときにケンカに巻き込まれ、眼球を負傷、その後、石原プロに移籍。成城学園前二子玉川の中間ぐらいの場所に150坪の土地を購入して家を建てる。その後、世田谷区岡本で新しい家に引越し。現在はその家の1階を改装、1日2組限定の和食料理店にしているとのこと。長女は美空ひばりの息子・加藤和也さんと結婚。飼い犬と砧公園を散歩などしているとのこと。

P128◆Cinema Chart 両監督ともイラン
「これは映画ではない」

→イランの映画監督ジャファール・パナヒの作品。この監督は反体制活動で20年間の映画製作禁止、出国禁止、マスコミとの接触禁止、さらに6年間の懲役刑を申し渡されているそうだ。この映画は自宅軟禁中のパナヒが友人の監督の協力で、自宅で撮影したもの。映像データを修めたUSBメモリーには「これは映画ではない」とタイトルが記されていたそうだ。25点満点で16点。
ライク・サムワン・イン・ラブ
→イランの巨匠監督アッパス・キアロスタミが日本でロケした作品。25点満点で15点。

P129◆春日太一の木曜邦画劇場 アンチも唸る山田洋次の異色作! 日本人を知り尽くす男の凄みとは 「馬鹿が戦車(タンク)でやって来る」

馬鹿が戦車でやってくる [DVD]

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→筆者によると山田洋次監督は、笑いと涙を交えながらきっちりと作品を仕上げ大衆を虜にしてきた頭のよい人。だが、その完成度の高さは見巧者を中心にアンチを生んでいるそうだ。だが、今回の作品は時として濃厚な情念をぶつける作品で、山田監督の恐ろしさを感じさせる作品になっているそうだ。今回の作品の解説については特に興味深いものはなかった。どうもこの筆者、切り口自体はさほど斬新ではないので、興味深いかどうかは作品のセレクトにかかっているのかも。

P130◆Close Up 大江千里 4年半のアメリカ修行を経てジャズ・ピアニストとしてデビュー
→かつて歌手として活躍していたあの大江千里がこんなことをしているとはまったく知らなかった。47歳にしての挑戦だったとのこと。彼にとって「ジャズという存在は大きく、解き明かしたい『人生の謎』だった」のだそうだ。どう謎だったのかは不明。7月にジャズ・アルバム『Boys Mature Slow』を全米でリリースしたとのこと。Boys Mature Slowは文法的には間違っているそうだが、語感を重視して採用したとのこと。意味としては「少年はゆっくりと成熟する」といった感じか。大江千里らしいタイトル。アメリカでの活動が基本のようだ。現地ではポエトリーリーディングの会などにも参加しているとのこと。

Boys Mature Slow(DVD付)

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◆ヨコモレ☆通信 辛酸なめ子 「コミュニティ・フレンドシップ・デー2012」 フレンドシップとは何ぞや? 炎天下で日米交流
→アメリカ大使館宿舎の敷地で開催されている催しとのこと。赤坂氷川神社前にあるあの一角のことだろう。ここに潜入できる機会ということで参加したとのこと。確かに高台にあるので外からでは様子がわからない。入場料は1100円。屋内には入れないそうだ。屋台で売られているものは高カロリーの大スケールなものばかり。フリーメンソンのメンバーが豚肉を焼いていたり(なぜわかるのかは不明)など興味深い光景が見られるようだ。ただ、猛暑で室外、トイレは仮設と、過酷な環境とのこと。

P133◆この人のスケジュール帖
→「篠山紀信展 写真力」が東京オペラシティ アートギャラリーで10/3から開催とのこと。最大8メートルまで引き伸ばした写真を展示する巨大写真展示館だそうだ。写真のもつ力「写真力」が体感できるとのこと。

P137◆新刊推薦文 五條瑛「塔の下」
→主人公は訳あってやくざの世話になっている元大学准教授。裏社会に染まりきれない男が仲間のために奔走する、下町で展開するちょっと切ない都会派エンターテインメントとのこと。どんな話なのだろう? 作者は国際謀略小説を得意とする元防衛庁の女性。

塔の下

塔の下

P138◆著者は語る 冲方丁「光圀伝」時代の節目を生きぬいた男の一代記
→「天地明察」に続く時代小説。筆者は「理想としては、歴史小説、現代もの、SFの三つを並行して書けるようになりたいんです。今は、そのための修行期間ですね」とのこと。

光圀伝

光圀伝

漫画の時間 いしかわじゅん ドイツからきた静かな漫画
ビートルズの初代ベーシスト、スチュアート・サトクリフを主人公にしたドイツの漫画「ベイビーズ・イン・ブラック」を紹介。

ベイビーズ・イン・ブラック THE STORY OF ASTRID KIRCHHERR & STUART SUTCLIFFE

ベイビーズ・イン・ブラック THE STORY OF ASTRID KIRCHHERR & STUART SUTCLIFFE

P143◆宮崎哲弥の時々砲弾 鼠を捕る猫が良い猫か
→政治家の教養について。特に興味深い記述はない。

P144◆阿川佐和子のこの人に会いたい 中尾ミエ
→映画「人生、いろどり」から始まって諸々を。

P160◆上戸彩 所属事務所もねじ伏せたバースデー“押しかけ入籍”
→突然の入籍だが、一般的にも知られ、事前のあいさつもあり、事務所間のトラブルもないとのこと。

P161◆原宿母子殺人「馬主男」と「六本木ホステス」の“偽セレブ生活”
→飲食店経営の男性が商売に失敗、行き詰まってとのこと。新聞には連帯保証人となったことがうんぬんと書いてあったような気もしたが。

P162◆阪神金本“涙の引退”の陰で「妻と別居」「銀行ブラックリスト入り」
金融商品を購入後、事前の説明があったにもかかわらず、元本割れについて外資系銀行を訴えたことや妻との別居のことなど。

P166◆前田敦子「泥酔パンツ」に隠された涙の失恋−大島優子とW謝罪
→全号スクープ写真のフォロー記事。

P168◆釈由美子は10年間GACKTの“通い妻”でした−側近がスクープ証言
→3週続けてのGACKTへの“疑惑”追及記事。今回はGACKTの“性豪”疑惑。“びっくりするほどいやらしいカラダ”の釈由美子との関係、さらには『アソコに真珠がたくさん入っていた』というスゴイ噂も。整形しまくりでアソコに真珠! GACKTはセックスサイボーグですね。週刊文春としては、沢尻エリカ疑惑が終わったので、今はGACKT疑惑ということなのだろうか。