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見て読んで聴いて書く

映像、書物、音楽などについての感想

アレクサンダー・ペイン監督の映画「サイドウェイ」

見ようとは思っていたのだが、ずっとスルーしていた作品。
脚本的に面白いとシド・フィールドの本にはあったので見ることにした。
地味だが、面白く、いい映画だった。
ただ強いインパクトはない。
3幕構成の物語の出発点、展開、着地点がはっきりしており、ストーリー構成的にはわかりやすい作りになっていた。
登場人物も多くないし分析すれば、割と別のストーリーに置き換えて再構築しやすそうな気がする。
ただ、主人公があのワインのウンチクを延々と語るのはどうなのだろうと思った。
シド・フィールドの「素晴らしい映画を書くためにあなたに必要なワークブック」を読むと、第2幕については「明快でしまりのある簡潔な文章で書くこと。説明や会話が長すぎたり、ひねりや驚きを詰め込み過ぎないこと」とあるのだが……。
初期タランティーノ監督・脚本作でも登場人物が延々とどうでもいいようなウンチクを語り続けるシーンというのが時々あったが、あれってシド・フィールド先生的にはどう評価しているのだろう。先生の見解が聞きたい。
素晴らしい映画を書くためにあなたに必要なワークブック シド・フィールドの脚本術2

素晴らしい映画を書くためにあなたに必要なワークブック シド・フィールドの脚本術2

本家お墨付きの日本版リメーク「サイドウェイズ」がどのような形になっているのか興味深いので、機会があれば見てみようかとも思う。