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見て読んで聴いて書く

映像、書物、音楽などについての感想

週刊文春1108

文春

P24◆緊急特集 石原新党「最後のご奉公」か?「暴走老人」か?
石原慎太郎に好意的な週刊文春による記事。
P24◆石原慎太郎橋下徹に握られた急所−「三男 宏高を維新東京代表に」と打診、「尖閣」「原発」では大幅譲歩 内幕レポート
石原慎太郎の行動において枷となっているのが息子のこととの記事。都知事4期をやるつもりはなかったが有力候補者がいないとのことで、森元首相石原伸晃から直談判され、森元首相は「ここであなたが都知事を降りたら伸晃のためにならない。彼の首相の目はなくなる」と迫られ、森に「息子を頼むぞ」と語ったそうだ。本当かね。石原家の悲願は長男・伸晃を首相にすることとのこと。また三男・宏高は前回の選挙で落選。次は絶対に当選させたいと、橋本維新の会の力を借りたいと考えているのだという。現在80歳。結局、考えるのは自分の子供のことということなのだろうか。そんなこともあり、石原氏が維新の会に“擦り寄る”という記事。

P27◆石原・橋下「倒幕シナリオ」−最大のキーマン 猪瀬直樹副知事が明かす
猪瀬直樹が、石原都知事の見識と業績、石原・橋下の連携の意義を一気に語っている。いわく、石原氏は「元老」としての叡智がある。そして橋下氏は若く突破力があるが、国家感、歴史観、外交では心もとない。志を同じくする2人が補完しあえば怖いものなしです。とのこと。確かに怖いものなしではあるが、違った意味でそれが怖い気もする。

P29◆都知事選実況速報 大乱戦を制するのは?−本命猪瀬に東国原、蓮舫、舛添、あの脳学者まで
→“あの脳学者”茂木健一郎か友人の白洲信哉氏も出馬との記事。さらに菅前総理も出馬に意欲を燃やしているようすとの記述も。

P31◆飯島勲の激辛インテリジェンス 民主党の生き延びる道は4人目の総理で即解散
→全号、後半折になったが再び前半ページに復活。見出しの趣旨のことを語っている。「赤字国債発行法案」「衆院一票の格差是正」「社会保障国民会議の早期発足」、この三つは解散前に野田首相はやり遂げなければならないと強く主張している。

P32◆「中国で一番有名な日本人 加藤嘉一」の経歴詐称を告発する−「東大法学部を蹴って訪中」? 「日中の架け橋になりたい」と宣言し、一躍メディアの寵児に
加藤嘉一の学歴詐欺などについての記事。中国では日本の悪口をいい、日本では中国の悪口をいう、という指摘も。さらに、中国で“国内外の世論工作を目的とした「中国を高く評価する」外国人の育成計画が成立しました。加藤氏はそのテストケースといってよい人物です”とも書かれている。ちなみにこの人、1984年生まれ。まだ28歳。そんな大したことを語れるほどの見識のある年齢ではないでしょう。

P35◆尼崎の鬼女 角田美代子の実弟はグリコ森永事件の重要参考人だった!−3億円恐喝事件で服役中
→両親の別居などで交流はあまりなかったようだ。

P50◆池上彰のそこからですか!?  大統領選は言葉の戦いでもある
→大統領候補による討論会を解説。3回行われるそうだ。今回の討論会、1回めではオバマ氏は大統領としての威厳を示そうと鷹揚な態度を取ったが、そのことが“無気力”と受け止められ、ロムニー氏が討論を終始リードすることになった。そのことを反省してか、2回目以降はオバマ氏はアグレッシブに攻め、リードを得たとのこと。見ていた池上先生は相手の話にたびたび割り込むオバマ氏の手法はやりすぎに見えたが、アメリカ人の反応はよかったそうだ。さらに2人が出席する夕食会でのジョークやユーモアの資質も大統領選に影響があるとのこと。

P53◆芸能 初回大コケ なぜ、たけし・貴明はTBSで共演?
→日曜・夜8時からの「日曜ゴールデンで何やってんだテレビ」について。初回8.8%。2回目は9.3%だった。

P55◆カウンターのメニュー表を撤去したマクドナルドに「不便」という声
→このことで騒がれて、以前メニュー表が置かれていなかった店にも置かれるようになった。ただ、置くことでメニュー表を見て考え込む人がいて並んでるときに正直迷惑。こう思う私はマックの思惑に乗せられているのだろう。

P55◆音楽 イギリスの葬儀では「イマジン」使用禁止 日本の音楽葬はどう?
→冒頭の有名な歌詞「Imagine there's no Heaven」(想像してごらん 天国なんてないんだと)が葬儀としてふさわしくないからとのこと。

P62 ◆本音を申せば 小林信彦 想い出続きで寝付けぬ夜
→今回はセンチメンタルな話題。ジャズ歌手の安田南という女性が亡くなったことを、週刊誌を読んでたまたま知ったそうだ。そこから、当時の彼女のこと、片岡義男がFM東京でやっていた「気まぐれ飛行船」のこと、山下洋輔のことなどを語っている。

P70◆近田春夫の考えるヒット “茨の道”を歩む小林幸子! もっと景気をつけてほしかった
茨の木/小林幸子
→近田氏は小林幸子の一連の騒動に関心はなかったが、新曲が演歌ではないかもしれない、という発言から曲に対しては少し興味があったそうだ。ふたをあければ、さだまさしの書き下ろしで、フォーク/ニューミュージックと演歌の近しい位置にあることを再認識したとのこと。
「それにしても『茨の木』のなんとも暗い印象なことか。夜中に1人で聴いていたら死にたくなったとまではいわないが、相当に気が滅入った」と語る。実はこの曲は私はまだ聴いていない。怖いので聴くのはやめることにする。
ファッションモンスター/きゃりーぱみゅぱみゅ
→アプローチ的には川瀬智子の系譜との見解。私にはよくわかりません。
はみだしは「今週の石原都知事」。石原慎太郎が弟を「裕さん」と呼ぶのが不思議とのこと。また、週刊朝日橋下知事の記事にも触れる。 ちなみに石原慎太郎はもう都知事ではありません! 

P72◆そのノブは心の扉 劇団ひとり 計り知る男
→またもゴルフネタ。ゴルフ場の情報とGPSが内臓された飛距離測定器についの話題。ゴルフネタを書くようになってから文章に面白みがなくなってきた気がする。何故だろう。

P116◆新・家の履歴書 川崎徹
→1948年生まれの元CMディレクター。東池袋周辺出身。知らなかったが、そば打ち機で右の手指を切断する大怪我を負っていたそうだ。早大では軽音楽部に。モダンジャズ研究会と同じ部室で先輩のタモリと親しくなったそうだ。卒業後、電通映画社を経てフリーに。CM業界で大活躍するが、精神的に弱り50歳を機に広告の仕事を辞めた。現在は小説家として活動。94年から猫を飼い始め、近所の野良猫の面倒も見て、一時は80匹の世話をしていたとのこと。現在は家に5匹、外で20匹の世話をしているそうだ。

P114◆Cinema Chart
リンカーン/秘密の書

リンカーンヴァンパイアハンターだったというお話。ヴァンパイアが黒人奴隷を「食料」にしていることでリンカーン奴隷制度反対に立ち上がったという設定。25点満点で15点。品田雄吉のみ4点。ほかすべて3点。

チキンとプラム あるバイオリン弾き、最後の夢
→アニメ「ペルセポリス」で注目された監督が自作の“コミック”を実写映画化。25点満点で14点。おすぎのみ2点。ほかすべて3点。

P115◆春日太一の木曜邦画劇場 「犬神の悪霊(たたり)」 《怨念の旗手》の描く犬神憑きの惨劇 日本映画斜陽期の苛立ちが生んだ闇!

犬神の悪霊【DVD】

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→今回紹介されているのは“さそり”シリーズで有名な伊藤俊也監督作だが、私はこんな映画の存在は知りませんでした。筋が書いてあるがほとんど支離滅裂な狂気の世界が展開するとんでもない内容。 “本作はひたすら呪いの狂気に貫かれている”という筆者の解釈によると70年前後に斜陽期に突入した映画界では大リストラが敢行され、スタッフは明日をも知れぬ身となり、その不安、怒り、苛立ちのはけ口として労使闘争が激化、そんな状況から東映東京でとんでもない狂気に満ちた作品が次々と生まれたとのことだ。これが筆者の思い入れ過多による妄想か、鋭い見解なのかは私にはわからない。
ただ、現在の東映東京スタジオが“ヒーロー特撮もの”と“相棒”ものでヒットを飛ばしている遠因がこの70年の闘争にあり、とするのはちょっと想像力過多であると私は思う。最後の文章は筆者の妄想が暴走している。引用させてもらう。

ただ、東京撮影所のある大泉学園で遅くまで飲んだ帰り道、空を見上げてフと思うことがある。この夜空には、あの頃の怨念が未だ成仏せずに漂っているのではないか、と。すると殺風景な大泉の空が賑やかに見えてきて、なんだか心が弾んでしまう。

こんなことをフと思い、心弾ませるとは常人の感性ではない。


続きは後日更新。

P117◆ヨコモレ☆通信 辛酸なめ子 「mama fes 2012 Autumn」おしゃれもゴシップも楽しみたいママたちが集合
→ママビジネスに参入しているかつてのグラビアアイドルの現状や、セレブママたちの派閥相関図が明らかになったとのこと。セレブママアイドルの番長の貫禄を漂わせるのはやはり、神田うのとのこと。

P125◆ベストセラー解剖 親から子へ読み継がれて45年 「いない いない ばあ」文・松谷みよ子 画・瀬川康男
→今年8月に累計500万部を突破したそうだ。これは翻訳ものも含めて日本の絵本では初とのこと。

いないいないばあ (松谷みよ子 あかちゃんの本)

いないいないばあ (松谷みよ子 あかちゃんの本)

P126◆著者は語る 34年前に原発問題を予見 「終末処分」野坂昭如
→この本は1978年に書かれたものだが、初の単行本化とのこと。現在、脳梗塞で自宅リハビリ中だが、結構色々と語っている。推測するに言葉はなかなかしゃべれないが、意識はしっかりしているようだ。

終末処分

終末処分

残りは明日更新したい。

P128◆私の読書日記 立花隆 昭和史の怪物たち、乱交とプラトニック
→「満川亀太郎書簡集 北一輝大川周明西田税らの書簡」は “昭和史の怪物たち”の素顔が見えてくる内容とのこと。解説から読むべし、だそうだ。

満川亀太郎書簡集―北一輝・大川周明・西田税らの書簡

満川亀太郎書簡集―北一輝・大川周明・西田税らの書簡

パーゴ・パートリッジ「乱交の文化史」は日本語版の図版がすごいとのこと。一昔前なら発禁間違い無しの図版が次から次へと出てくるそうだ。テキストもしっかりしているとのこと。
乱交の文化史

乱交の文化史

西村雄一郎「殉愛 原節子小津安二郎」は2人の関係を書いた本。2人が結ばれなかったのは「原節子はファーザー・コンプレックスであり、小津安二郎はマザー・コンプレックスであったから」と説いているそうだ。原節子の義兄・熊谷久虎のことなども書いているようだ。
殉愛―原節子と小津安二郎

殉愛―原節子と小津安二郎

P131宮崎哲弥の時々砲弾 ファミリー・ネーム・シンドローム
→婚姻時に妻の性を選ぶ女性婚についての解説。近年は4%近くに達しているとのこと。筆者も女性婚だそうだ。
伊達蝶江子「女性婚のススメ」
女姓婚のススメ 女性の苗字で結婚すれば、幸せになれる

女姓婚のススメ 女性の苗字で結婚すれば、幸せになれる

P132◆阿川佐和子のこの人に会いたい 三池崇史 バイオレンスは愛。何かに愛を感じると、結果としてバイオレンスになるんです
→「悪の教典」のプロモーションとして? この映画については「できるだけ、説明を避けて、ストレートに」と意識したそうだ。今村昌平に助監督としてついていた時代も語る。「俺の中で、今村昌平だけは特別だったから」「ああいう思いは、その後体験できてない。今村昌平だけが、今村昌平の世界で培ってきた映画のつくり方だったから」とのこと。

P144◆キムタク月9はプライスゼロ「見るわけねぇだろ、んなもん!」−今井舞 秋ドラマ毒ブッタ斬り
→久しぶりに見た今井舞の原稿。最近ドラマはまったく見ていないので、この毒舌に関してなんともいいようがない。いつもより普通の文章のような気がする。特にほめているドラマはない。

P150◆意識不明3カ月桑名正博 治療費200万円が遺族にのしかかる
→桑名正博は廻船問屋から鉄鋼業を中心に成長した「桑名興業」の七代目として生まれた。ただ、会社は不振となり00年の父の死にともない多額の負債を受けて会社を継いだとのこと。そして04年に桑名は破産(自己破産?)したそうだ。今回の入院で総額200万近くの費用が発生、遺族も苦しい台所とのことが書かれてある。ちなみに、文春記者はコメントを取ろうと、桑名の元妻で現在、ロサンゼルスで暮らすアン・ルイスに電話したそうだ。そのときの応対はこんな感じだったとのこと。ちなみにアンは結婚時代、桑名の暴力に悩まされていたと記事にはある。

アンと思しき女性が出た。
「彼女は今いないけど、話したくないと思うわ。……なんで私の番号がわかったの?」
――あなたの名前は?
バイオレット」
そう告げて電話は切れた

セクシャル・バイオレットNo.1?

P154◆離婚騒動 千葉真一が爆笑告白「カネはないけど夢はある」
→「女性自身」(11月6日号)で「金欠一家離散」という記事が掲載されたとのこと。ロサンゼルスの豪邸に住んでいたが、金欠によるトラブルで妻が子供を連れて京都の実家に帰ってしまったという記事らしい。それを踏まえて、千葉にインタビュー。

P155◆ツイッター暴言炎上 ZOZOTOWN社長が「俺は一夫多妻」
→ZOZOTOWNを運営するスタート・トゥデイ社長はフォーブス誌で日本の富豪30位にランクインするくらいの金持ちとのこと。ワンマン社長らしい言動が書かれた記事。

P157◆三億円事件“白バイ実行犯”と島田紳助の接点−「俺は犯人や」と告白した男 追跡レポート
→紳助が率いていた鈴鹿八耐のレーサーA氏が友人に「自分は三億円強奪の際の偽白バイ運転手をやった」と語ったらしいということを追った記事。A氏と紳助は親しい仲らしいが、当然のことながら紳助は三億円強奪事件とはまったく関係ない。

これでおしまい。