見て読んで聴いて書く

映像、書物、音楽などについての感想

音楽

シカゴ「シカゴⅢ」

続けてまたも聴いてしまった。 よりやわらかくなってきた感じもある。 ブラス・ロックを堪能。 でも今聴くと1〜3作って結局おんなじ感じですね。 ファンは怒るかもしれないが…シカゴIII デラックス・エディションアーティスト: シカゴ出版社/メーカー: ワー…

ジュリアン・コープ「JAPROCKSAMPLER ジャップロック・サンプラー 」06

JAPROCKSAMPLER ジャップ・ロック・サンプラー -戦後、日本人がどのようにして独自の音楽を模索してきたか-作者: ジュリアン・コープ,奥田祐士出版社/メーカー: 白夜書房発売日: 2008/07/23メディア: 単行本(ソフトカバー)購入: 6人 クリック: 122回この商…

ジュリアン・コープ「JAPROCKSAMPLER ジャップロック・サンプラー 」05

JAPROCKSAMPLER ジャップ・ロック・サンプラー -戦後、日本人がどのようにして独自の音楽を模索してきたか-作者: ジュリアン・コープ,奥田祐士出版社/メーカー: 白夜書房発売日: 2008/07/23メディア: 単行本(ソフトカバー)購入: 6人 クリック: 122回この商…

シカゴ「シカゴII(シカゴと23の誓い)」

ファーストを聴いた流れでセカンドも聴いてしまった。 ファーストほどのはじけるような勢い、尖った部分は若干弱まった気もするが、あいかわらず伸びやかな音楽だ。 ストリングスとホーンによるアコースティックなインストゥルメンタルも好きだ。 エルビス・…

ジュリアン・コープ「JAPROCKSAMPLER ジャップロック・サンプラー 」04

JAPROCKSAMPLER ジャップ・ロック・サンプラー -戦後、日本人がどのようにして独自の音楽を模索してきたか-作者: ジュリアン・コープ,奥田祐士出版社/メーカー: 白夜書房発売日: 2008/07/23メディア: 単行本(ソフトカバー)購入: 6人 クリック: 122回この商…

シカゴ「シカゴの軌跡」

ジュリアン・コープの「JAPROCKSAMPLER ジャップロック・サンプラー」で記述があったので久しぶりに聴いてみた。 なんというか、人力の音楽の力・熱さを感じさせてくれるアルバムだと実感。 歌があってリズムがあってホーンがあってエレクトリック・ギターが…

「デスパレイト・ユース・ブラッドサースティー・ベイブス」TV オン・ザ・レディオ

何回か聴いてみた。 うーん、いい響きなんだけど、 滑らか過ぎてひっかかりがないんですよね。 悪くはないんだけど…… また時間をおいて聴いてみよう。Desperate Youth Blood Thirsty Babesアーティスト: TV on the Radio出版社/メーカー: Touch & Go Records…

ジュリアン・コープ「JAPROCKSAMPLER ジャップロック・サンプラー 」03

JAPROCKSAMPLER ジャップ・ロック・サンプラー -戦後、日本人がどのようにして独自の音楽を模索してきたか-作者: ジュリアン・コープ,奥田祐士出版社/メーカー: 白夜書房発売日: 2008/07/23メディア: 単行本(ソフトカバー)購入: 6人 クリック: 122回この商…

ジュリアン・コープ「JAPROCKSAMPLER ジャップロック・サンプラー 」02

JAPROCKSAMPLER ジャップ・ロック・サンプラー -戦後、日本人がどのようにして独自の音楽を模索してきたか-作者: ジュリアン・コープ,奥田祐士出版社/メーカー: 白夜書房発売日: 2008/07/23メディア: 単行本(ソフトカバー)購入: 6人 クリック: 122回この商…

ジュリアン・コープ「JAPROCKSAMPLER ジャップロック・サンプラー -戦後、日本人がどのようにして独自の音楽を模索してきたか-」01

JAPROCKSAMPLER ジャップ・ロック・サンプラー -戦後、日本人がどのようにして独自の音楽を模索してきたか-作者: ジュリアン・コープ,奥田祐士出版社/メーカー: 白夜書房発売日: 2008/07/23メディア: 単行本(ソフトカバー)購入: 6人 クリック: 122回この商…

ブライト・アイズ「アイム・ワイド・アウェイク、イッツ・モーニング」

飛行機が落ちるまでを語るお話から ギターをかき鳴らして歌いはじめる1曲目が鮮烈だ。 好きな人いわく聴けば聴くほど味の出るスルメのようなアルバムとのこと。 何回も聴くことにしよう。I’m Wide Awake,It’s Morningアーティスト: ブライト・アイズ出版社/…

明石政紀「ドイツのロック音楽 またはカン、ファウスト、クラフトワーク」続き。そして自分にとってのクラウト・ロックの魅力とは?

http://d.hatena.ne.jp/allenda48/20110906/1315273596 からの続き。読了した。 著者の意図としてはこの本はとカン、ファウスト、クラフトワークを中心にした 架空(著者は“贋”という言葉を使っている)のアルバム・ライナーノーツという体裁を意識して書かれ…

パトリック・ゴーティエ「ベベ・ゴジラ」「ル・モース」

フランスのキーボード奏者でマグマやエルドンで活躍していた人。 特に意識していたミュージシャンではないが、ソロ3枚の音源は持っている。 音が気持ちいいので買っていたのだと思う。「ベベ・ゴジラ」 久しぶりに聴いたが、充実した内容で引き込まれた。 …

明石政紀「ドイツのロック音楽 またはカン、ファウスト、クラフトワーク」

以前読んだ気がするのだが、読んだかどうか確信がもてないくらい年月がたったので再読した。 著者は現在はドイツ好きがこうじてドイツに住んでいるようだ。カン、ファウスト、クラフトワークを中心にドイツのロック(クラウト・ロック)について語っている。 …

野田 努、三田 格、松村 正人、 磯部 涼「ゼロ年代の音楽---壊れた十年」続き

http://d.hatena.ne.jp/allenda48/20110829/1314671093 よりの続き 結局、先週読んだ続きをざっと眺めて、 掲載されているゼロ年代アルバム・リストの中でオススメにどんなものがあるかを周囲の人間に聞いて メモをとって読み終えた。 とりあえず、知らない…

パット・メセニー「ウォーター・カラーズ」

ずっと聴きたかったのだが、やっと20年ぶりくらいに聴いた。'75年の「プライト・サイズ・ライフ」でソロ・デビュー、そのときのベースはジャコ・パストリアス。 '77年のセカンド・アルバムの本作でベースにエバーハルト・ウェーバーを迎えた。 ただ、ウェー…

ボン・イヴェール「ボン・イヴェール」

なんとも、もわもわとクリーミーで不思議な音楽。 エフェクトをかけた歌声は心地よいのだが、いまだどうとらえていいのかわからない。 カニエのときのように誰かのアルバムのゲストみたいになると、いい意味での“添え物”となるんですがね。 ジャスティン・ヴ…

ピエール・バルー「ル・ポレン(花粉)」

バルーが高橋幸宏、加藤和彦、清水靖章、ムーンライダーズのメンバーら、当時の“いかにも”な日本人ミュージシャンと共作したアルバム。 西武流通グループ的カルチャーがマスコミでも喧伝されていた時代でもあり、その流れに乗って 当時の日本でもそれなりに…

ピエール・バルー「VIVRE〜生きる」

iPodのPの並びでピエール・バルーを聴く。 このアルバムも聴いたのは10年ぶりくらいだろうか。 日本版公式ホームページによると、このアルバムを発表した1965年に、バルーはサラヴァ・レコードを設立したそうだ。 http://www.l-amusee.com/prof_pb.html ブリ…

ピエール・ムーランズ・ゴング「フル・サークル・ライブ1988」

引き続きiPodのPの続きでピエール・ムーランズ・ゴングのライブを聴く。 この人はいわゆるプログレファンでなければもはや知られていないと思われるのだが、どうなんだろう。 おそらく7、8年ぶりくらいに聴いたのだが、非常に心地いい。 ムーランさんによる…

野田 努、三田 格、松村 正人、 磯部 涼「ゼロ年代の音楽---壊れた十年」

もろもろ語っているのだが、正直ピンと来るものがない。なぜなのかは自分でも明確にできないのだが。 失礼な言い方になってしまうのかもしれないが、語っていることがどうも上滑りしているように思える。 閉じた世界で、すでにコンセンサスがあり、そのなか…

ブラック・クロウズ「ザ・ブラック・クロウズ・ライヴ」再び

iPodで聴いた際は今一つピンと来なかったのだが、家でスピーカーを通して聴いてみた。 印象が一変した。 カナル型のイアホンではギターの音がべたっと聴こえていたが、 空間を通して聴くと、非常にいい感じだ。 リードギターとバックのギターの混じり具合も…

ブラック・クロウズ「ザ・ブラック・クロウズ・ライヴ」

久々に「アモリカ」を聴いた関係で、今までに聴いていなかったこのアルバムを聴きたくなった。 2001年のワールド・ツアーのライブだった。 入手して電車の中で聴く。 スピーカーで聞いたほうがいいのかなという感じの音だ。 今ひとつピンとこない。 また、後…

パブリック・イメージ・リミテッド

現在、iPodでアーチスト名のPから順に聴いており、今日はPILに行き当たった。'80年代前半、PILをリアルタイムで聞いていたころ、海の向こうにいるジョン・ライドンは私にとってのアマデウス、神がかった才能の人だった。 ロッキンオンなどのロック誌に載るイ…

PJハーヴェィ「レット・イングランド・シェィク」

歌がうまいというのは私にはよくわからないのだが、 今回のアルバムを聴いて ボーカリストとしてのこの人はやはり好きだなと思った。初期のエキセントリックに激しくシャウトする曲は全くない。 かといって、あまりに内省的な曲が並ぶ前作「ホワイト・チョー…

ストレオラブ「ケミカル・コーズ」

「ノット・ミュージック」を聴いて、同時期に作られたこのアルバムも聴きたくなった。 比較すれば、「ノット・ミュージック」になぜ自分が惹かれないかもわかるのではないかと思ったからだ。 聴いてみた。 明らかに「ノット・ミュージック」とは違う。極端に…

ステレオラブ「ノット・ミュージック」

こういった形で文章を書いていると意識的に音楽を聴き、本を読むようになるものだ。 2週間程度やってみてそんなことを思う。iPodで聴くにしても漫然と聴かなくなった。 それなりにいいことだと思う。 このアルバムはあまりぴんと来なかったので聴いていなか…

iPodトップレート続き

今日はランダムにLから聴いたレッド・ツェッペリン 「LA Drone」 『How The West Was Won [Disc 1]』 レッド・ツェッペリン 「Immigrant Song」 『How The West Was Won [Disc 1]』 レッド・ツェッペリン 「Rock 'n' Roll」 『How The West Was Won [Disc 3…

聴いた曲 iPodトップレート

120曲ほどある中からAからの順で。 「In The Backseat」アーケイド・ファイア 「Funeral」 「夜想曲 第1番 変口短調 作品9の1」アルトゥール・ルービンシュタイン「The Best Of Chopin」 「変ニ長調 作品27の2」アルトゥール・ルービンシュタイン「ショ…

ロジャー・ウォーターズ続き

ロジャー・ウォーターズ「イン・ザ・フレッシュ」 「死滅遊戯」を聞いたのでライブも久々に聴いてみる。 ほかの人に結構ボーカルを取らせていたと再認識。 ウォーターズ本人も自分の声の癖はわかっているのだろう、うまく女性ボーカルも使いライブの構成を考…